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20代の私がIT企業で得ている年収と実際の働き方【22卒未経験エンジニア】

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私のプロフィール:文系からIT企業に就職した経緯

私は現在25歳、22年卒の社会人4年目として都内のIT企業で働いています。

大学では法学部で学んでいたため、いわゆる「文系からのIT業界」への就職組です。

現在は都内23区内にマンションを借りて一人暮らしをしており、家賃は月7万円と都内としては比較的リーズナブルな物件に住んでいます。

就職先は大手企業グループの子会社として位置づけられるIT企業で、主に親会社の社内システムの保守運用業務を担当しています。

文系学部出身ながらIT企業に就職を決めた理由は、デジタル化が進む社会において需要が高まる業界だと考えたからです。

IT企業と一言で言っても様々な業態がありますが、私の会社は親会社のシステム保守運用がメインであるため、比較的安定した環境で働けています。

20代IT企業社員の年収相場はどれくらい?

IT企業における20代の年収は企業規模、職種、スキルセットによって大きく異なります。

一般的に、新卒でIT企業に入社した場合の初年度の年収は400万円前後から始まることが多いでしょう。

大手IT企業やSIer(システムインテグレーター)では、20代後半で年収500万円から年収600万円程度になることも珍しくありません。

一方、ベンチャーのIT企業では年収の幅が広く、成長しているIT企業では早期から高い年収を得られるケースもあります。

プログラミングやエンジニアリングスキルに秀でている場合、20代でも700万円を超える年収を得ている人もいます。

Webエンジニアやアプリ開発者、データサイエンティストなど、特に需要の高い職種では年収アップが期待できます。

ただし、私のように親会社のシステム運用を主とする場合は、安定性はある一方で急激な年収アップは見込みにくい傾向があります。

IT企業の20代の年収は、スキルアップとともに上がっていくことが期待できるのが業界の特徴です。

IT業界の職種別・年齢別年収相場

IT業界の年収は職種によって大きく異なり、特にエンジニアとそれ以外の職種では差がつくことが多いです。

例えば、プログラマーやエンジニアの場合、20代前半で400万円〜500万円、20代後半で500万円〜700万円が相場と言われています。

プロジェクトマネージャーになると、20代後半でも600万円〜800万円の年収が期待できることもあります。

コンサルタント職では、大手IT企業の場合20代後半で700万円〜900万円になるケースもあります。

一方、サポート業務やヘルプデスクなどの職種は、20代で400万円前後という場合が多いです。

外資系IT企業は国内企業よりも年収水準が高い傾向があり、20代でも800万円〜1,000万円以上を稼ぐ人も少なくありません。

Google、Amazon、Microsoft、Appleなどの大手テック企業では、20代前半の新卒でも600万円以上のケースが報告されています。

ただし、これらはあくまで一般的な年収相場であり、個人のスキルや実績、会社の業績などによって大きく変動します。

地域による年収差

IT企業の年収は地域によっても差があり、東京や大阪などの大都市圏では地方よりも高い傾向にあります。

東京の場合、20代IT企業社員の平均年収は地方よりも10%〜20%程度高いと言われています。

地方のIT企業では20代の年収が300万円〜400万円台という例も多く見られます。

ただし、リモートワークの普及により、地方在住でも都心部のIT企業で働けるケースが増えています。

私の場合は東京23区内のIT企業に勤務しているため、地方の20代のエンジニアと比較すると若干高めの年収設定になっていると思われます。

また、同じ東京でも、渋谷・六本木などのIT企業が集中するエリアの企業は20代でも年収が高い傾向にあります。

地域による差はありますが、IT技術者の需要は全国的に高まっているため、スキル次第では20代でも地域差を超えた年収を得ることも可能です。



私のIT企業での年収推移と実態

私のIT企業での年収は、入社1年目が約400万円、2年目が約460万円、現在の3年目は約500万円となっています。

1年目はボーナスが少なかったこともあり、東京23区で1人暮らしするには低い年収でした。

1年目:400万円の内訳と生活実態

入社1年目の年収約400万円の内訳は、月給約27万円とボーナス約70万円でした。

新卒1年目はまだ仕事を覚える段階で、主に先輩社員の補助的な業務が中心でした。

手取りは月に約22万円程度で、家賃7万円を払うと残りは15万円ほどです。

食費、光熱費、通信費などを差し引くと、毎月の貯金は7~8万円程度でした。

1年目は残業が少なく、多くても月に20間程度で、それに応じた残業代も支給されていました。

社会人1年目は慣れない環境での仕事に加え、一人暮らしの生活習慣の確立にも苦労しました。

ただ、IT企業に就職した同期と比較すると、400万円という年収は平均的もしくは少ない金額だったと思います。

2年目:460万円への昇給と業務の変化

2年目になると年収は約460万円に上がり、月給は約30万円、ボーナスは約100万円となりました。

この年は、物価上昇に伴って基本給も上がったため年収が結構増えています。

業務内容も少しずつ変わり、自分一人で担当できる仕事が増えてきました。

親会社のシステム保守において、小規模なトラブル対応なども任されるようになりました。

手取りは月に約24万円程度となり、生活にも少し余裕が出てきた印象です。

2年目は業務にも慣れましたが任せられるタスクも増えたので、残業時間は毎月20時間程度でした。

同期の中には転職する人もちらほらと出始めましたが、私はまだ今の会社でのキャリア形成を優先していました。

3年目:500万円の現在と今後の展望

3年目は年収約500万円となり、月給は約33万円、ボーナスは約100万円です。

この年も物価上昇に伴って基本給の下限が上がったためそれに伴い年収が増えています。

業務内容は基本的に2年目と変わらずで、残業時間も毎月20時間程度でした。

手取りは月に約27万円程度となり、毎月の貯金額も1年目よりも増えています。

この3年間でプログラミングやシステム設計の基礎知識も身につき、文系出身ながらもIT技術者としての自信がついてきました。

今後は社内異動や部署移動を通じて、より専門性の高い業務にチャレンジしたいと考えています。

500万円という年収は都内の20代としては平均的ですが、IT業界内ではまだ成長の余地があると感じています。

IT企業20代の年収を左右する要因

IT企業で働く20代の年収は、様々な要因によって大きく変動します。

私の経験や周囲の状況から、特に重要だと感じる要因をいくつか挙げてみます。

技術スキルと専門性

IT業界では、特に技術スキルの高さが年収に直結しやすい傾向があります。

例えば、JavaやPython、Ruby、Goなどのプログラミング言語を使いこなせるエンジニアは需要が高く、20代でも年収も高くなりがちです。

クラウド技術(AWS、Azure、GCPなど)やAI/機械学習、ブロックチェーンなどの最新技術に詳しい人材は、特に重宝されています。

私の場合は文系出身で、入社時はプログラミング経験がほぼゼロだったため、技術面での評価は高くありませんでした。

現在も親会社のシステム保守運用が主な業務のため、最先端の技術に触れる機会は限られています。

ただ、基本的なSQL知識やシステム構成の理解など、業務に必要な技術は少しずつ身につけています。

技術スキルを高めるためには、業務外での自己学習も重要で、これが将来の年収アップにつながると考えています。

資格の有無とその種類

IT業界では、特定の資格を持っていることが評価につながることがあります。

代表的なものとしては、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、AWSの認定資格などがあります。

私が働くIT企業では資格取得に対して報奨金制度があり、取得を推奨されています。

資格自体が直接的に年収アップにつながるわけではありませんが、評価の一要素になることは間違いありません。

またPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)のような国際的な資格は、キャリアアップにも役立ちます。

特に文系出身者の場合、資格は自分の技術力を客観的に示す良い指標になると感じています。

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勤務先IT企業ではの規模と業態

IT企業と一言で言っても、大手SIer、メガベンチャー、スタートアップ、受託開発会社など様々な形態があります。

一般的に大手IT企業は安定していますが、年功序列的な要素もあり、20代の年収上昇は緩やかな傾向があります。

一方、成長中のベンチャーIT企業やスタートアップIT企業では、実力次第で20代でも高い年収を得られることがあります。

私の場合は大手グループの子会社のIT企業という位置づけで、親会社ほどではないにせよ比較的安定した環境です。

その分、急激な年収アップは期待しにくいですが、着実なキャリア形成が可能です。

また、自社サービス開発を行うIT企業と受託開発を行うIT企業でも年収傾向が異なり、前者の方が高い傾向にあります。

IT企業選びは年収だけでなく、身につくスキルや将来性も含めて総合的に判断することが重要です。

英語力とグローバルスキル

IT業界はグローバル化が進んでおり、英語力があると評価されやすい傾向があります。

特に外資系IT企業や、海外展開している日系IT企業では、英語力が年収に直結することもあります。

英語で技術文書を読める、海外のエンジニアとコミュニケーションがとれるなどのスキルは重宝されます。

私自身は英語力に自信があるわけではないですが、今後のキャリアを考えるとTOEICなどの資格取得も検討しています。

グローバル展開しているIT企業では、20代でも海外赴任のチャンスがあり、それに伴って年収もアップすることがあります。

日本国内のみならず、グローバルなIT人材市場を視野に入れることで、年収アップの可能性が広がります。



IT企業20代が年収アップを目指すための戦略

20代が今後さらに年収アップを目指すためには、いくつかの戦略があると考えています。

自分自身の経験や20代の先輩たちのアドバイスをもとに、効果的な方法を整理してみました。

社内でのキャリアアップ戦略

まず考えられるのは、現在の働くIT企業内でのキャリアアップです。

私の場合、現在は親会社のシステム保守運用が主な業務ですが、新規開発プロジェクトへの参画を目指しています。

具体的には上司に直接相談し、新規プロジェクトのアサインを希望していることを伝えています。

また、社内公募制度を活用して、より専門性の高い部署への異動を検討することも一つの方法です。

さらに、IT企業によってはリーダーやマネージャーへのキャリアパスを早期に歩むことで年収アップが期待できます。

私が働くIT企業では20代(入社5年目くらい)からチームリーダーを任されることもあり、それを目標にしています。

今いる、もしくはこれから入社を目指すIT企業の社内資格制度や評価制度をよく理解し、それに沿ったスキルアップを図ることも重要です。

社内でのキャリアアップは、環境が安定している分、20代でも着実に進められるメリットがあります。

別IT企業への転職による年収アップの実現性

IT業界では転職による年収アップも一般的な選択肢の一つです。

特に20代のうちは市場価値が高く、スキル次第では大幅な年収アップが見込める場合もあります。

実際に私の先輩には、親会社に転職し年収が100万円ほどアップした例もあります。(20代ではなく30代ですが)

ただし、転職によるメリットを最大化するためには、転職市場で評価されるスキルを身につけることが前提となります。

例えば、プログラミングスキルの向上、クラウド技術の習得、英語力の強化などが挙げられます。

また、20代の場合転職のタイミングも重要で、あまりに短期間で転職を繰り返すと「ジョブホッパー」と見なされることもあります。

私自身は現時点で別IT企業への転職は考えていませんが、市場価値を知るために転職サイトに登録し、スカウトの内容をチェックしています。

別IT企業への転職を検討する場合は、年収だけでなく、業務内容や企業文化、ワークライフバランスなども総合的に判断することが大切です。

副業・フリーランスとしての収入源確保

近年、IT業界では副業を許可する企業も増えてきており、本業以外での収入を得る道も開けています。

プログラミングスキルを活かしたクラウドソーシングや、技術ブログの執筆、オンライン講師など様々な形があります。

私の会社でも一定の条件下で副業が認められており、将来的にはこうした選択肢も検討しています。

副業で実績を積むことで、本業での評価向上や将来的なフリーランス転向の足がかりにもなります。

例えば、Lancers、CrowdWorksなどのクラウドソーシングサイトで、小規模な開発案件を受注することから始められます。

また、技術的な知識を活かしたブログ運営やYouTubeチャンネル開設なども、長期的な収入源になる可能性があります。

ただし、本業のパフォーマンスが落ちないよう、時間とエネルギーの配分には注意が必要です。

副業のメリットは収入面だけでなく、幅広いスキルや人脈を得られることも大きいと感じています。

文系出身者がIT企業で年収を上げるための具体策

私のように文系出身でIT企業に勤める場合、技術面でのハンデを感じることがあるかもしれません。

しかし、文系ならではの強みを活かしながら年収アップを目指す方法もあります。

文系の強みを活かせる職種選び

文系出身者は、コミュニケーション能力やドキュメント作成力に強みを持つことが多いです。

そうした強みを活かせる職種として、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)やITコンサルタントなどがあります。

私の場合、顧客(親会社)とのやり取りやドキュメント作成に関しては良い評価をもらうことが多いです。

また、要件定義や仕様書作成など、ビジネスとエンジニアリングの橋渡し的な役割も文系の強みを発揮できる分野です。

さらに、ITサービスの企画やマーケティング、営業職などもIT知識と文系的素養を組み合わせられる職種です。

私自身も将来的にはプロジェクトマネージャーへのキャリアパスを考えており、その方向でスキルアップを図っています。

文系出身でもプログラミングが得意な人はいますが、必ずしもそこに特化する必要はないと感じています。

むしろ、ITの知識を持ちながら非エンジニアとしての価値を発揮できる人材は、IT企業で重宝されます。

取得すべき資格と学ぶべき技術

文系出身者がIT企業で評価を上げるためには、特定の資格取得が有効です。

まず基本情報技術者試験は、IT業界の基礎知識を証明する資格として取得しておくべきでしょう。

次のステップとして応用情報技術者試験や、PM関連の資格であるPMP、IPAのプロジェクトマネージャ試験などがあります。

また、IT企業ではITILやAGILEなどのフレームワークに関する知識や資格も評価されます。

技術面では、プログラミング言語の基礎(特にSQLなどのデータベース言語)は最低限身につけておくと良いでしょう。

クラウドサービス(AWS、Azure、GCPなど)の基本的な知識や認定資格も、現代のIT企業では重宝されます。

英語力を証明するTOEICなどの資格も、グローバル志向のIT企業では高評価につながります。

私自身は基本情報技術者試験に加え、AWSの認定資格取得を目指して勉強中です。

ポートフォリオとプロジェクト実績の作り方

文系出身のIT人材がIT企業で評価されるためには、実務での実績やポートフォリオが重要になります。

社内で積極的にプロジェクトに参加し、成功事例を作ることが第一歩です。

例えば私は、親会社の基幹システム改修プロジェクトの一部を担当し、業務効率化に貢献しました。

また、社外でも個人的に小規模なWebサイト制作や、GitHubでのコード公開などを通じて実績を積むことができます。

技術ブログの執筆やQiitaなどの技術コミュニティでの発信も、自分の知識やスキルをアピールする良い方法です。

文系出身であることをデメリットではなく、「異なる視点を持つIT人材」というユニークセリングポイントとして活かすことも可能です。

私も最近は社内勉強会で発表する機会を積極的に設け、自分の知識や考えを共有するよう心がけています。

こうした活動は直接的な年収アップにはつながらなくても、長期的なキャリア形成には大きく寄与すると考えています。



まとめ:IT企業で20代が年収アップを実現するために

私の経験から、IT企業で20代が年収アップを実現するためのポイントをまとめると以下のようになります。

まず、自分の強みとなるスキルを明確にし、それを伸ばすための継続的な学習が年収アップには重要です。

文系出身であれば、ビジネスとITの橋渡し的な役割を担える人材を目指すのも一つの道です。

資格取得や副業での実績作りも、年収アップにつながる重要な要素となります。

また、社内でのアピールや評価制度の理解、上司や先輩とのコミュニケーションも大切です。

転職を視野に入れる場合は、市場価値の高いスキルを意識的に磨くことが年収アップを目指すうえで重要になります。

何よりも、IT業界は変化が激しいため、常に新しい技術や知識をアップデートし続ける姿勢が必要です。

私自身もまだ年収500万円という段階ですが、これからのキャリアプランを明確にし、20代後半から30代にかけて年収アップを目指して日々努力を続けていきたいと思います。

IT企業で働く20代として、安定と成長のバランスを取りながら、充実したキャリアを築いていければと考えています。

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