今回は「FCバイエルンⅡ監督キャリア #3」の続きです。

まだ3シーズン目の内容をご覧になっていない方は上のリンクからチェックしてみてください。
ちなみにFCバイエルンⅡ監督キャリアの3シーズン目ではブンデスリーガを3位でフィニッシュし、2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ出場を決めました。
また、ロベルト・フィルミーノやレナン・ロディ、ルーカス・クロスターマンなどの大型補強を敢行し、戦力もだいぶパワーアップしています。
監督キャリア4シーズン目となる今回はリーグ戦とカップ戦、そしてチャンピオンズリーグの3冠を目指して戦ったシーズンとなります。
それでは早速、FCバイエルンミュンヘンⅡでの監督キャリア4シーズン目の内容を振り返っていきましょう。
FCバイエルンⅡ監督キャリア4シーズン目の補強&放出とメンバーの紹介
以下では監督キャリア4シーズン目の「夏の補強&放出と夏から冬のメンバー」と「冬の補強&放出と冬から夏のメンバー」の2つに分けて紹介していきます。
まずは「夏の補強&放出と夏から冬のメンバー」から確認してきます。
2022年夏の補強&放出と夏から冬のメンバー






2022年夏の移籍市場では名の知れたクラブからオファーが来た選手は移籍を容認し、出ていった選手の代わりを補強しています。
目標はリーグ戦、カップ戦、チャンピオンズリーグの3冠ですが、FCバイエルンⅡは3部リーグから成りあがってきた新興勢力です。
なのでビッククラブからオファーが来た選手はこれまでの活躍を称えてステップアップさせるというスタンスでやっています。
中でも一番高く売れた選手はタミー・アブラハムです。市場価値の約2.5倍の価格で売却しました。
アブラハムの代わりにはエヴァートンからリシャルリソンを獲得しています。
後々2022-23シーズンの個人成績を紹介しますが、リシャルリソンの獲得は大当たりでした。
また、昨季センターバックで印象的な活躍を見せたエリック・ダイアーがマンチェスター・ユナイテッドに、若手有望株のブノワ・バディアシルがアヤックスに移籍しています。
バディアシルについてはCLで優勝争いするようなクラブに行ってほしかったのですが、かなり高額な移籍金を要求したところ一発で承諾されたためやむを得ず放出した感じです。
ダイアーとバディアシルの代わりにはFCバイエルンからリュカ・エルナンデス、リバプールからアレッシオ・ロマニョーリを獲得しています。
ダイアーとバディアシルよりも総合値が高く高額な移籍金がかかっていますが、アブラハムの売却益などで多くの移籍予算が余っていたのでCBの補強にはかなりのお金を費やしました。
その他の獲得選手は今季から参戦するチャンピオンズリーグに備えた補強です。
チアゴ・マルチンス、室屋成といったJリーグの選手も補強していますが、彼らにはケガ人が出た場合のバックアッパーを担ってもらうつもりです。
2022年夏の移籍市場を経て編成されたメンバーは以下の通りです。


2023年冬の補強&放出と冬から夏のメンバー






2023年に入ってからはフリーで獲得できる世界トップレベルの選手を獲得しまくっています。
また、市場価値よりも安い違約金が設定されている若手選手を数名獲得しました(2023-24シーズンに加入)。
「強い選手獲得しすぎてつまんねえーの」と思った方もいると思いますが、このような補強を行ったのにはわけがあります。
僕は2022-23シーズンをもってFCバイエルンⅡの監督を退任することを決めました。
しかし、このクラブには強い思い入れがあり、僕が去っても変わらず強いFCバイエルンⅡであってほしいと思っています。
もちろん現状の戦力でも十分強いのですが、ビッククラブからの引き抜きもあって、ビッククラブと比べて控えメンバーが充実しているわけではありません。
そこで最後に余ったお金を全て使ってチーム強化を行おうと思いました。
そんな感じで冬の移籍市場ではそれほど大きな動きはありませんでしたが、2023年冬の移籍市場を経て編成されたメンバーは以下の通りです。


2022-23シーズン|FCバイエルンⅡの成績
2022-23シーズンのFCバイエルンⅡはブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)とDFBポカール(ドイツ杯)とチャンピオンズリーグを戦いました。
まずブンデスリーガの結果から見ていきましょう。
ブンデスリーガの結果

2022-23シーズンのブンデスリーガはなんと、なんとですね、FCバイエルンを抑えて1位でフィニッシュしました。
リザーブチームがトップチームを超えるということが現実ではあり得ない話なので非常に興奮しました。
これでFCバイエルンⅡ監督キャリアの1つの目標を達成し、また、リーグ優勝を置き土産にすることができたので良かったです。
DFBポカールの結果

DFBポカールでは2回戦でTSGホッフェンハイムと対戦し1-2で負けています。
僕の中ではチャンピオンズリーグ>リーグ戦>カップ戦という優先順位なので、カップ戦は普段起用しないサブメンバーを中心に戦います。
もちろん3冠を目指していますが、やはり大会によってモチベーションが異なるのですべての試合を全力で戦うのには無理があるわけです。
カップ戦は敗退しましたが、むしろリーグ戦とチャンピオンズリーグに集中できる環境ができたと良い意味で捉えています。
チャンピオンズリーグの結果


チャンピオンズリーグはグループステージを難なく勝ち抜き、決勝トーナメントでも順調に駒を進めました。
準決勝のFCバルセロナ戦ではファーストレグが3-3の引き分けでしたので危うい状況でしたが、それでもセカンドレグは大勝し良いかたちで決勝進出を決めています。
そして決勝のピエモンテ(ユベントス)戦での結果は以下の通りです。

な、な、な、なんと、3-1で見事優勝を果たしました。
タイトルと冒頭の画像でほとんどの方が知っていたでしょうが、優勝した瞬間を思い出すと今でもテンションが上がってしまいます。
ドイツ3部から始まったFCバイエルンⅡ監督キャリアですが、最短(4シーズン)でチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げました。
正直なところチャンピオンズリーグかリーグ戦のどちらかで優勝できればと思っていましたが、2つのタイトルを獲るという最高の終わり方で終われて良かったです。
来シーズンからは別クラブで監督キャリアをスタートさせますが、ブンデスリーガ&CL制覇という最高の置き土産を残せました。
達成感マジパネェっす。
最後に僕の観賞用として優勝セレモニーのシーンを掲載しておきます。


各選手の成績
最後に各選手の成績を紹介しておきます。↓




まとめ
今回はFCバイエルンⅡの4シーズン目の内容をまとめてみましたがいかがでしたか。
FCバイエルンⅡでの監督キャリアは4シーズン目を終え、ブンデスリーガ&チャンピオンズリーグ制覇を成し遂げました。
目標の3冠は達成できなかったものの、ドイツでの挑戦は最高のかたちで終えることができたと思います。
そして来シーズンは他クラブで監督キャリアをプレーします。
就任するクラブは次回発表しますので次回の監督キャリアもお楽しみに。