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【FIFA or ウイイレ】監督キャリアモードとマスターリーグの違いは?メリット・デメリットをまとめて紹介

今回はFIFAシリーズの「監督キャリアモード」とウイニングイレブン(以下では「ウイイレ」と省略)の「マスターリーグ」の違いについて紹介していきます。

ちなみに僕自身、現在(記事執筆時点)はFIFA19の監督キャリアモードをやっているFIFA派です。ウイイレも以前やったことがありますが、2012や2013あたりのシリーズですので最新のマスターリーグについてはそれほど精通しているわけではありません。
ですが、今回この記事を書くためにいろいろと調べましたので、FIFAとウイイレどちらを買おうかと迷っている方に分かりやすく、それぞれのゲームの特徴をお伝えできると思います。

それではまず「監督キャリアモード」と「マスターリーグ」の簡単な説明からしていこうと思います。

「監督キャリアモード」「マスターリーグ」ってなに?

「監督キャリアモード」も「マスターリーグ」も基本的な部分は変わりありません。
選んだクラブでリーグ戦やカップ戦を戦い抜き、その中で選手の補強、放出などをしてチームを強化していくといった感じです。
ちなみに選手の獲得には資金が必要で、クオリティーが高くなるにつれて市場価格も高額になります。移籍予算や給与予算はクラブの規模によって異なり、リーグ戦やカップ戦で結果を残すと新シーズンにもらえる移籍予算が増額されます。また選手を売却して移籍予算を増やすことも可能で、選手の移籍金は他クラブとの交渉で決定します。

そして楽しみ方は人それぞれです。普段応援しているクラブを選んでそのクラブを強化していくというスタイルや2部や3部のリーグに所属するクラブから成り上がっていくスタイルなどなど。
ちなみに僕は最近、日本ではなじみのあるクラブだけど欧州では微妙な立ち位置の「フローニンゲン」で監督キャリアをスタートさせました。

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しかし、5年目の冬にはフローニンゲンからイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーの監督になり、別なクラブで監督をやっています。というのも、FIFA19では他クラブからの要請や監督を募集しているクラブへの応募で別クラブの監督に就任できるからです。

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そのため日本で監督業をスタートさせ、プレミアリーグやラ・リーガ、セリエAやブンデスリーガのクラブの監督になることも不可能ではありません。
僕は実際にFIFA19でベガルタ仙台からマンチェスター・シティの監督になった経験があります

試合をプレーするのも楽しいですが、「監督キャリアモード」と「マスターリーグ」は選手の補強や放出、その他にも育成やお金のやりくりなんかが面白い部分だと個人的には感じています。


FIFA・監督キャリアモードを選ぶメリット&デメリット

 

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続いてはFIFAの「監督キャリアモード」を選ぶうえでのメリットとデメリットを紹介していきます。
それではまずメリットの方から。

「監督キャリアモード」のメリット

・バリエーションに富んだ収録リーグ&チーム

・リアリティのあるクラブ運営

以下からはFIFAの「監督キャリアモード」を始めるメリットを1つずつ解説していきます。

バリエーションに飛んだ収録リーグ&チーム

FIFAに収録されている各国の公式リーグとチームはウイイレに比べて多いです。

リーグチームスタジアム
FIFA2030以上700以上約90
ウイイレ202024552(クラブ→450、ナショナル→102)31

こちらの表は「FIFA20」と「ウイイレ」で収録されるリーグやチーム、スタジアムを比較したものです。ウイイレ2020の公式サイトでは収録されるリーグとチーム、スタジアムが公表されていましたが、FIFA20の公式サイトでは収録リーグ30以上、収録チーム700以上といった感じで大まかな数字で表記されていました。そのためFIFA20の方はおおよその数字になっていますがお許しください。

FIFA20ではウイイレよりも100チーム以上多く収録されています。プレミアリーグやラ・リーガ、セリエAやブンデスリーガといった世界トップレベルのリーグはもちろん、FIFA19からは欧州最高峰の大会であるUEFAチャンピオンズリーグも収録されています
また収録されるスタジアムもウイイレより格段に多いです。プレミアリーグに至っては全クラブのホームスタジアムが収録されているそうでリアルなサッカーが楽しめます。

またFIFAは1部リーグだけでなく、2部リーグや3部リーグを収録している国も存在します(3部リーグまであるのはイングランドとドイツ)。イングランドに至っては4部リーグも収録しているということで、4部リーグからプレミアリーグ優勝を目指す監督キャリアモードなんかもできちゃうのです。
また先ほども紹介しましたが、最初はマイナーなリーグの監督をやって結果を残したら欧州トップリーグのクラブの監督に就任するといったことも可能です。

さらに欧州の他にも南米やアジアのリーグも複数収録されているため、将来有望な各国の若手選手を引っ張ってくることもできます。
それから獲得した若手選手を育成して、頃合いを見てトップチームデビューさせるのも1つの楽しみです。

リアリティのあるクラブ運営

先ほども紹介しましたが、多くのリーグが収録されているためウイイレよりもリアリティのあるクラブ運営が楽しめます。
さらに選手を補強、放出する際のクラブ間交渉では実際にクラブ関係者(監督)との話し合いで移籍金の交渉をしたりできますまた選手との交渉の際も実際に選手がクラブハウスに来て、選手とその代理人と自分のアバター(監督)で契約期間や年俸などを調整したりします。

この交渉における駆け引きが面白い部分です。あまりにも安い金額で獲得(契約)オファーを出すと相手のクラブ(または選手)は怒って帰って行ったり、選手を売却する際には交渉によって移籍金を大幅に上げられます。
特に経営規模が小さいクラブでは移籍交渉の緊迫感が面白い部分であり、逆に難しい部分になってきます。

さらにFIFA20からは大事な試合の前に記者会見が開かれ、コメントによって選手のモチベーション、クラブの士気が変化するというシステムが導入されることになったそうです。
こちらの記事を執筆している時点ではまだFIFA20が発売されていませんので、まだどういった内容かは分かりませんが、監督キャリアではよりリアルなクラブ運営が楽しめるはずです。

「監督キャリアモード」のデメリット

・バグが多い

・15シーズンで終わる

・ブラジルリーグを収録してほしい(要望)

以下からはFIFA「監督キャリアモード」のデメリットを解説していきます。

バグが多い

僕が現在プレーしているFIFA19では選手の容姿が変わったり、画像の大きさが変わってしまったりとその他にも様々なバグが見られます。ちょっとした気にならないくらいのバグであれば問題ないのですが、日程や試合中のバグなどはモチベーションに関わりますので、EAさんにはどうにかしてほしいところです。

ちなみに僕が最近経験したバグはプレシーズンマッチがシーズン終了後すぐに開催されるというものです。欧州のクラブで監督をやっていますと普通は6月にシーズンが終了して、7月から新シーズンとしてプレシーズンマッチが開催されます。
しかし、バグが発生したときは6月の中旬にプレシーズンが始まって6月下旬に終わり、7月がオフ期間みたいになっていて「何のためのプレシーズンマッチ?(笑)」みたいな感じになっていました。

新シーズンに向けた各選手の調整や新加入選手を見たりするための期間(試合)なのにシーズン終了後の疲弊している状態でやらせるんですか?EAさん!(笑)

15シーズンで終わる

FIFAの場合、1つのキャリアモードは15シーズンで完結します。「15シーズンもあれば十分やろ!」という方が大半だと思いますが、以前Twitterで監督キャリアモードを15シーズンを完走した方からメッセージをいただいたことがあります。そのメッセージには「思い入れのある選手たちと急なお別れでショックを受けた」という内容がありました。

これについては僕も同じ考えで1つのキャリアモードをめちゃくちゃやり込んでいると実在しない選手にも愛着がわいてきます。しかし、15シーズンが終了したらせっかく育てた選手が全て消えてしまい、しまいには「今までの時間は何だったんだ」と虚しさだけが残ります
こういった気持ちになるのは自分だけではないはずです。

その点で1つの監督キャリアモードをめちゃくちゃやり込みたいという方にはあまりお勧めできません。

ブラジルリーグを収録してほしい(要望)

続いてはデメリットというよりも要望になってしまうのですが、有望な若手選手がたくさん在籍するブラジルリーグ(カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA)を収録してほしいということです。

もちろん現状の収録リーグでも十分楽しめるのですが、最近ではブラジルからヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ・ゴエスといった10代の若者が高額な移籍金で欧州に渡っていますそういった選手以外にもブラジルには将来有望な若手選手や欧州でも活躍できる中堅選手がたくさんいるのです。

その点でブラジルリーグは魅力的ですし、ゆくゆくは収録されてほしいです。


ウイイレ・マスターリーグを選ぶメリット・デメリット

 

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続いてはウイイレの「マスターリーグ」を選ぶうえでのメリットとデメリットを紹介していきます。
それではまずメリットの方から。

「マスターリーグ」のメリット

・日本代表が収録されている

・選手名が日本語表記で海外サッカー初心者には分かりやすい

・年数制限がない

以下からはウイイレ「マスターリーグ」をプレイする上でのメリットを解説していきます。

日本代表が収録されている

やはり日本人であれば日本代表を率いてみたいという方が多いと思います。それがウイイレであれば可能です。
ウイイレ2020には102か国ものナショナルチームが収録されています。その中に日本も含まれていて、FIFA20には含まれていません。日本代表を使えるのはウイイレだけの特権なのです。

また、クラブチームはFIFAの方が多く収録されていますが、ナショナルチームはウイイレの方が多く収録されています。日本代表だけでなく、強豪国や弱小国をワールドカップで優勝させるというのもマスターリーグでは可能です。

ですが、収録されているナショナルチームの選手は全てが実在する選手というわけではありません全選手が偽名というナショナルチームもありますので、その点はリアリティに欠ける部分です。

選手名が日本語表記で海外サッカー初心者には分かりやすい

僕がFIFAシリーズをやり始めたのはFIFA18のときでした。その時に少し不便だったのが選手名が外国語表記であったという点です。日本語なら一目でわかる名前もFIFAの場合は名前が全て外国語表記ですので「これってどういう読み方なんだろ?」と慣れるまでに時間がかかりました

しかし、ウイイレは海外の選手もカタカナ表記になっているため初心者の方でも比較的簡単に海外サッカーになじめるようになっています。
その点、日本企業(KONAMI)が制作している1つの利点です。

年数制限がない

ウイイレのマスターリーグには年数の制限がありません。
先ほど紹介しましたが、FIFAのキャリアモードには15シーズンという年数制限があります。そのため1つのデータをめちゃくちゃやり込みたいという方には不向きだということを説明しましたが、ウイイレにはその心配が必要がありません。
年数制限がないので、1つのマスターリーグを心おきなく楽しめます

「マスターリーグ」のデメリット

・収録リーグ&クラブが少ない

・転生選手の名前、容姿が変わらずそのまま

以下からはウイイレ「マスターリーグ」をプレイする上でのデメリットを解説していきます。

収録リーグ&クラブが少ない

先ほどこちらの表↓で紹介したようにFIFAと比べるとウイイレのリーグやクラブなどのライセンスが少ないです。

リーグチームスタジアム
FIFA2030以上700以上約90
ウイイレ202024552(クラブ→450、ナショナル→102)31

ドイツ・ブンデスリーガやJリーグなど日本でも人気なリーグはウイイレでプレーできず、FIFAだけでプレー可能となります。

収録リーグのラインナップだけを見ればFIFAの方が上になりますが、ただ、ウイイレだけでプレーできるリーグも存在します。その代表格がブラジルリーグです。
FIFA19にも一応ブラジルリーグは存在しますが、全てが偽名の選手なのであってないようなものです。そのためFIFA派からするとブラジルリーグを収録されているウイイレはうらやましい限りです。(といっても一部のチームは偽名選手です)

転生選手の名前、容姿が変わらずそのまま

転生とはなんだ?という方のために簡単に説明すると、例えばメッシが引退した後にメッシと同じポテンシャルをもった若手選手が現れる仕組みです。
FIFAにもそういった仕組みが存在し、ある選手が引退すると名前と容姿を変えてまた別のチームに出現します。

しかし、ウイイレの場合は名前も容姿も変わないため老け顔の若手選手(しかも同じ名前)が多いみたいです。そのため個人的には愛着がわきにくいといいますか、変化がないという点で飽きそうだなと思いました。


まとめ

今回紹介した内容を最後にもう一度まとめておきます。

FIFA「監督キャリアモード」まとめ

メリット
・バリエーションに富んだ収録リーグ&チーム
・リアリティのあるクラブ運営

デメリット
・バグが多い
・15シーズンで終わる
・ブラジルリーグを収録してほしい(要望)

ウイイレ「マスターリーグ」まとめ

メリット
・日本代表が収録されている
・選手名が日本語表記で海外サッカー初心者には分かりやすい
・年数制限がない

デメリット
・収録リーグ&クラブが少ない
・転生選手の名前、容姿が変わらずそのまま

ざっとこんな感じです。
操作性やグラフィックについては人それぞれですので、気になる方は無料体験版で自分に合う方を見つけてください。かなり主観も交じってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。

何かご不明な点がありましたら、Twitterなどでお答えしますので気軽にご質問ください。

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