戦術分析

攻撃時のポジショニングが悪く、機能しないプレッシングを続けるチェルシー【プレミアリーグ第21節:ブライトン vs チェルシー】

今回は海外サッカーの戦術分析を行ったということで「プレミアリーグ第21節:ブライトン vs チェルシー」の試合について僕が思ったことをいろいろまとめていきます。

ちなみにこの試合では前半10分のセットプレーからチェルシーが1点を先取。
しかし、84分にセットプレーからジャハンバフシュのオーバーヘッドでブライトンに1点を返され1-1の引き分けに終わっています。

記事の内容はチェルシー寄りとなっていますが、興味がある方はチェックしてみてください。

攻守にわたってツッコミどころあり過ぎのチェルシー

この試合でもセットプレーからの得点で失点を許してしまいました。

相変わらずツッコミどころありのサッカーをしていたランパード・チェルシーですが、この試合どこが悪かったのか。分からない方も多いと思いますので以下では攻撃時と守備時に分けて解説していきます。

幅をとれない、ポジショニングが悪い

前回の記事でも解説したようにブライトン戦でも選手のポジショニングが悪いシーンが見受けられました。

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例えば4分39秒ではスローインから一方のサイドに選手が偏っているシーン。

この場面では逆サイドに広大なスペースがあるにもかかわらず、ポジションをとっている選手が誰もいません

逆サイドに展開出来れば一気にチャンスというシーンですが、このチャンスを生かすための準備ができていませんね

この約10秒後、逆サイドに展開できたものの幅をとる選手がいなかったがゆえに展開が遅れ、相手ディフェンス陣に戻られています。
結局この場面ではリース・ジェームズがシュートを外し、チャンスを生かしきれずに終わりました。

ちなみに似たようなシーンが56分40秒と65分25秒にもあり、相手の急所を攻めるような攻撃ができていませんでした。

また、41分5秒では中央のスペースがガラ空きにもかかわらず、そこでボールを受けようとする選手が誰もいません

このシーンではカンテ、もしくはメイソン・マウントが中央のスペースでボールを受けるのが理想です。
ボールを受けてディフェンダーが食いつけば裏のスペースをエイブラハムが狙えばいいですし、相手ディフェンダーが後退したらサイドを経由して崩したりといろいろなアイデアがあります。

しかし、結局のところリュディガーはメイソン・マウントにパスを通し、すぐさま相手に囲い込まれてボールをロストしています。

かわされるプレッシング

アーセナル戦の戦術分析でも解説したようにチェルシーのような高い位置でプレスを仕掛けるチームはプレスをはがされると非常に厄介です。
というのもプレスをはがされた場合、3~5人少ない状態で守備をしないといけない状況になり、後方の選手には難しい対応が迫られるからです。

ブライトン戦のチェルシーは前線からのプレスがことごとく外され、特に後半はカウンターに備えるシーンが多く見受けられました。

例えば72分22秒のシーンでは前線からのプレスがはがされ、自陣後方までもボールを持ち込まれシュートを打たれたシーンです。

このシーンは前回のアーセナル戦でも見たシチュエーションです。
ちなみに前回は5バックでの対応を誤り得点につながるコーナーキックを与えてしまいましたが、今回は4バックでの対応となります。

72分22秒のシーンでは相手のボランチとサイドバックをチェルシーのインサイドハーフ(カンテとコバチッチ)が見るというかたちになっていますが、これは前回とほとんど変わりありません。

しかし、このシーンではボランチへのコバチッチのマークが甘くゴールキーパーからプレパーにボールが通ります
コバチッチはすかさずボランチのプレパーに寄せますが、そうすると空いてしまうのがサイドバックですね。

結局プレパーからモントーヤにボールがつながり、そこから一気に敵陣まで持ち込まれました。

では、このシーンどう対応すれば良いかについてですが、以下のような守備の仕方の方が良かったと考えます。

インサイドハーフ(カンテとコバチッチ)にボランチとサイドバックの2選手の対応を任せるというのは前回のアーセナル戦とブライトン戦を見ても難しいことが分かります。
実際にそこが弱点となってプレスを回避されていますので、相手のゴールキックではウイングが相手サイドバックのマークにつくべきだと考えます。

そしてエイブラハムがゴールキーパーからパスを受けた方のセンターバックにプレスをかけることでパスコースがなくなるのでロングボールを蹴る確率が高まります
ロングボールを蹴らせれば後方で数的優位な状況ができていますのでボールを回収できる可能性が高いです。

近くの選手にショートパスが出たとすればインターセプトを狙えますのでそこからショートカウンターに持ち込めます。

また、その他にもおかしなシーンがありまして、例えば59分には後ろの選手が連動していないのに相手ゴールキーパーまでプレスを仕掛けに行っていますし、87分にも後ろが連動していないのにプレスを仕掛けに行くシーンが見られました。

後ろが連動してないのに前線でプレスを仕掛けても確実にかわされるので本当に意味がありません。
今すぐにでもやめていただきたい。

まとめ

今回はプレミアリーグ第21節のブライトン vs チェルシーの試合を分析した内容をまとめてみました

チェルシーは21節まで段階でクリーンシートがわずか4とほとんどの試合で失点を許しています。
これほどまでに失点が多いのは今回紹介したようにプレッシングが機能していないことが挙げられます。

攻撃時も受けてのポジションが悪く狭いエリアでプレーしてボールを回収されたりと残念な攻撃シーンが多々見受けられます。

こんな感じでツッコミどころが多いランパード・チェルシーですが、一チェルシーファンとして今後もチェルシーの戦術分析は行っていくつもりです。
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