サッカー

フェデリコ・キエーザってどんな選手?生い立ちやプレースタイルを徹底解説【フィオレンティーナ】

今回紹介するのはこちらのプレイヤー。


ACFフィオレンティーナ&イタリア代表のフェデリコ・キエーザです。
父のエンリコ・キエーザは元イタリア代表で、現役時代はサンプドリアやパルマ、フィオレンティーナなどイタリア国内で活躍した選手です。そんな父を持つキエーザですが、2018-19シーズンはフィオレンティーナで主力メンバーとして公式戦41試合に出場し、12ゴール3アシストをマーク。トップチーム3年目にして飛躍したシーズンになりました。

今回はそんなフェデリコ・キエーザの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。

フェデリコ・キエーザのプロフィール

名前:フェデリコ・キエーザ

生年月日:1997年10月25日

国籍:イタリア

チーム:ACFフィオレンティーナ(背番号25)

身長:175cm

体重:70kg

利き足:右

ポジション:フォワード

1997年生まれの現在21歳です(2019年7月時点)。
フィオレンティーナでは25番をつけています。
身長は175cmで体重70kgと欧州では大柄とは言えない体格です。


生い立ち&プロキャリア


キエーザはイタリアのリグーリア州ジェノバ県ジェノバという地域で生まれています。ジェノバはUCサンプドリアとCFCジェノアが本拠地を置くところで当時、父のエンリコ・キエーザはUCサンプドリアでプレーしていました。
その後、父の移籍によってジェノバを離れ、フィレンツェに移り住んだのちセッティニャーノ(フィレンツェ市北東部に位置する地域)のサッカースクールでサッカーを始めます。

セッティニャーノのサッカースクールで約5年間技術を磨き、2007年にはフィオレンティーナの下部組織に加入しますフィオレンティーナの下部組織ではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2016-17シーズンにはトップチームに昇格します


それから2016年8月にはセリエA開幕戦のユベントス戦でトップチームデビューを果たします。当時18歳ながらセリエA開幕戦で起用され、それも国内屈指の強豪ユベントスとの試合でデビューしています。このことからクラブ側の期待の高さが伺えますね。
最終的に2016-17シーズンは途中出場や途中交代の試合が多かったものの公式戦34試合に出場し4ゴール2アシストをマークトップチーム昇格初年度ながら印象的な活躍を見せました。

翌シーズン(2017-18)にはフルタイム出場する試合が多くなり、公式戦38試合に出場6ゴール5アシストをマーク。2016-17シーズンよりも多くの出場時間を与えられ、レギュラーメンバーとして起用されるようになりました。
そして2018-19シーズンはキャリアハイの公式戦41試合出場、12ゴール3アシストをマークチームの中心選手になり飛躍したシーズンになりました。


ポジション

2018-19シーズンのフィオレンティーナでは4-3-3のフォーメーションを採用して戦う試合が多かったようです。その中でキエーザは主に右のウイングで起用されていました。また、左ウイングやトップで起用される試合もあり、前線であれば基本どこでもプレーできる選手です。

プレースタイル

キエーザの強みは以下の通りです。

・スピード&テクニックを兼ね備えたドリブル

・得点に絡むプレー

それでは以下からキエーザのストロングポイントを1つずつ解説していきます。

スピード&テクニックを兼ね備えたドリブル

キエーザの特筆すべき点はスピードとテクニックを兼ね備えたドリブルです。
まず第一にスピードがある選手ですので緩急をつけたドリブルや瞬発的なスピードで相手を抜き去るシーンが見られます。それに加えて足元の技術も高く、細かいタッチで相手の動きに合わせてボールをコントロールできるプレイヤーです

相手ディフェンダーも対応が難しく、ファールで止めるシーンが目立ちます。スピードとテクニックで違いを作れるという点で大きな武器を持った選手です。

得点に絡むプレー

サイドの深い位置まで持ち上がってクロスを上げたり、内側に切り込んでパスやシュートを蹴ったりと得点に絡むプレーが上手い選手です。
決定力に関しては年々向上していて2018-19シーズンはコッパ・イタリアで4試合に出場し、6ゴール(2位)をマーク。2019年のU21 EUROではイタリア代表として3試合に出場し、3ゴール(3位)を記録しました。特にカップ戦で印象的な活躍を見せています
また相手ディフェンダーの背後を狙う選手へのスルーパスサイドからのクロスで得点を演出できる選手です。2018-19シーズンのアシスト数は3回とそれほど多くはありませんでしたが、いくつもの決定的なチャンスを作っていました。

ただ、リーグ戦ではゴールを決めれる時期とそうでない時期があり、パフォーマンスに波があるところが気になりました。その点、来季は1シーズンを通して安定したパフォーマンスを見せられるかに注目したいところです。


まとめ

今回はフェデリコ・キエーザ特集ということで生い立ちやプレースタイルなどいろいろまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
フィレンツェでサッカーを始めたキエーザは、11歳でフィオレンティーナの下部組織に加入。その後約9年間にわたって下部組織で技術を磨き、2016-17シーズンにはトップチームに昇格。トップチームではコンスタントに出場機会が与えられ、2017-18シーズンからはレギュラーになり、2018-19シーズンにはチームの中心選手として2桁ゴールを記録しました。
ビッククラブも注目する逸材で今後の活躍が非常に楽しみなプレイヤーです。

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