サッカー

ニコロ・バレッラってどんな選手?生い立ちやプレースタイルを徹底解説【インテル】

今回紹介するのはこちらのプレイヤー。


インテル&イタリア代表のニコロ・バレッラです。
2018-19シーズンはカリアリで公式戦38試合に出場し、チームの中心選手として攻守で貢献しました。2019-20シーズンからはインテルでプレーすることが決まっており、今後が楽しみなイタリア人プレイヤーです。

今回はそんなバレッラの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。

バレッラのプロフィール

名前:ニコロ・バレッラ

生年月日:1997年2月7日

国籍:イタリア

チーム:インテルナツィオナーレ・ミラノ(背番号→不明)

身長:172cm

体重:不明

利き足:右

ポジション:ミットフィルダー

1997年生まれの現在22歳です(2019年時点)。
インテルでの背番号については記事執筆時点ではまだ発表されておらずといった状況です。カリアリとイタリア代表では18番をつけてプレーしています。
身長は172cmと小柄なプレイヤーです。


生い立ち&プロキャリア


バレッラはイタリアのサルデーニャ島南部に位置するカリアリで生まれ育ちます。カリアリはカリアリ湾に面しており、コンテナやターミナル、イタリアでも有名な魚市場などがあります。またサルディーニャ州の商業や工業の中心地となっており、いくつかの企業が拠点を置く地域です。

そのような地域で生まれ育ったバレッラは2006年から地元のカリアリ・カルチョというクラブの下部組織でプレーし始めますカリアリの下部組織ではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2015年1月(当時17歳)にはコッパイタリアのパルマFC戦でトップチームデビューを果たします


その後2015年5月にはセリエAでもデビューを果たし、2014-15シーズンは公式戦4試合に出場しました。カリアリとしてはセリエBに降格するなど良いシーズンを送れませんでしたが、バレッラ個人としてはトップチームデビューを飾り上出来のシーズンだったと思います。

2016年1月には出場機会を求め、当時セリエBに所属していたカルチョ・コモというクラブへ半年間のレンタル移籍が決まりますそのカルチョ・コモではコンスタントに出場機会が与えられ、後半だけでセリエBにて16試合に出場します
2015-16シーズンのカルチョ・コモは結果的にセリエCに降格してしまいましたが、バレッラとしては良い経験が詰めたシーズンとなりました。


レンタルバックした2016-17シーズンのカリアリでは公式戦30試合に出場し、多くの出場時間を与えられます。そして2017-18シーズンからはレギュラーを確保し、フルタイム出場する試合が多くなります。
20代前半ながらチームの中心選手として活躍し、イタリアの名門クラブであるローマやインテルから注目を置かれる存在となります。

そして2019年7月にはシーズン終了後買取義務付きのレンタル移籍でインテルへの加入が決定インテルとは2024年までの5年契約を締結し、4500万ユーロ(約55億円)の移籍金で完全移籍が成立する内容となっています。




ポジション

2018-19シーズンのカリアリでは「4-3-1-2」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でバレッラは主に3ボランチの両脇で起用されていました。またトップ下で起用される試合も多く、中盤で攻守両面において活躍する選手です。

プレースタイル

バレッラの強みは以下の通りです。

・ボール奪取

・チャンスメイク&ミドルシュート

それでは以下からバレッラの強みを1つずつ解説していきます。

ボール奪取

ボール奪取はバレッラを語る上で欠かせない能力です。ボール保持者への素早い寄せでボールを刈り取るプレーを得意としていて、特にスライディングでボールを奪うシーンが多く見られます。
2018-19シーズンはセリエAで記録した1試合平均のタックル数が2.8回(出典:whoscored.com)ということで全体的に見ても上位の数字を記録しています。このデータからも守備における貢献度の高さが伺えます。

ただ、プレーが激しいあまりファウルをもらう回数が多いプレイヤーです。2018-19シーズンのカリアリではイエローカード2枚をもらった試合が2試合もあり、2度の退場処分が下されています。
ボール奪取に優れたプレイヤーではありますが、プレーの荒さにおいては不安が残る部分です。

チャンスメイク&ミドルシュート

チャンスを作るパスもバレッラの強みの1つです。前線のターゲットとなる選手へのロングパスやディフェンダーの背後を狙う選手に対するスルーパスなど状況に応じて様々なパスを蹴り分けます。加えてパスの精度が高く、遠目にいる選手に対しても的確な位置にパスを供給できます

またボックス外からのシュートもバレッラの強みです。コーナーキックのこぼれ球を拾ったり、パスを受けると狙いを定め、精度が高いスピードのあるシュートを放ちます
2018-19シーズンは1ゴールのみとそれほど得点を奪えませんでしたが、ポストに当たる惜しいシュートが何度か見られました。


まとめ

今回はニコロ・バレッラ特集ということで生い立ちやプレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
カリアリ育ちの若手有望株は、2019-20シーズンからはインテルでプレーすることとなります。中盤でボールを奪えて攻撃面でも貢献度の高い選手ということでコンテ監督のもとではどのように起用されるのか、興味深いところです。
イタリア代表でも主軸を担う選手になると思うので今後のバレッラには要注目です。

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