サッカー

アーリング・ハーランドってどんな選手?経歴やプレースタイルを徹底解説【ドルトムント】

今回紹介するのはこちらのプレイヤー。


ドルトムント&ノルウェー代表のアーリング・ハーランドです。
南野拓実の同僚ということで知っている方も多いのではないでしょうか。欧州では2019-20シーズンブレイク中の1人としてビッククラブも注目を集める存在となっています

今回はそんなアーリング・ハーランドの経歴やポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。

アーリング・ハーランドのプロフィール

名前:アーリング・ブラウト・ハーランド

生年月日:2000年7月21日

国籍:ノルウェー

チーム:ボルシア・ドルトムント(背番号17)

身長:194cm

体重:不明

利き足:左

ポジション:フォワード

2000年生まれの現在19歳です(2020年1月時点)。
ボルシア・ドルトムントでは17番をつけ、直近のノルウェー代表の試合(ユーロ予選)では23番をつけてプレーしています。
身長は194cmと大柄な体格の選手です。

経歴

アーリング・ハーランドはイングランドのリーズという地域で生まれています。
父親が元プロサッカー選手のアルフ=インゲ・ハーランドという方で、現役時代はリーズ・ユナイテッドやマンチェスター・シティでプレーしていました。母国はノルウェーでノルウェー代表としてもプレー経験があります。

息子のアーリング・ハーランドはリーズ・ユナイテッド在籍時代に生まれたため生まれはイングランドですが、国籍はノルウェーとなっています


そんなアーリング・ハーランドは幼少時代から父親譲りのサッカーセンスを発揮していたようで、ユース時代はノルウェーの『ブリンFK』というクラブの下部組織に在籍しています
ちなみにブリンFKは2019年時点でノルウェー3部リーグに所属するクラブで、ハーランドが在籍していた2016シーズンまでは2部リーグにいました(ノルウェーでもJリーグと同じ春秋制が採用されている)。

そのブリンFKではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2016年5月のリーグ戦(ブリンFKは当時ノルウェー2部リーグに所属)でトップチームデビューを果たします
その後リーグ戦には16試合に出場。チームとしては3部リーグへの降格が決まったものの、アーリング・ハーランドは15歳(~16歳)という若さもあって注目を集める存在になります。

そして2017年2月にはノルウェー1部リーグのモルデFKへの移籍が決定

 

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ちなみにハーランドが加入したときのモルデFKの監督は現在(2019年時点)マンチェスター・ユナイテッドで指揮を執るスールシャールです。
スールシャールとハーランドはモルデ在籍時代に師弟関係にありました。

そのモルデFKでは加入初年度から出場機会が与えられ、翌シーズン(2018)にはリーグ戦25試合に出場、12ゴール4アシストをマーク。
17歳(~18歳)にしてノルウェー1部リーグで2桁得点をマークし、印象的な活躍を見せました。

モルデFKでの活躍を受け、オーストリア1部リーグの強豪レッドブル・ザルツブルクへの移籍が決定

 

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加入初年度はシーズン途中の加入ということもあって5試合の出場にとどまりましたが、翌シーズン(2019-20)にはレギュラーに定着。

レッドブル・ザルツブルクでは2020年1月の冬の移籍期間まで公式戦22試合に出場し、28得点7アシストをマークしています
爆発的なペースで得点を量産し、欧州ビッククラブも注目を集める存在になりました。

そして2019年12月29日にドイツの強豪ボルシア・ドルトムントへの移籍が決定

ドルトムント移籍には2000万ユーロの移籍金がかかったそうですが、『transfermarkt』によるとハーランドの市場価値は4500万ユーロですので、相当安い金額で獲得できたということが分かります。


ちなみにアーリング・ハーランドに対してはかつて師弟関係にあったスールシャールが指揮を執るマンチェスター・ユナイテッドも獲得に関心を示していました。
しかし、アーリング・ハーランドとの交渉でハーランドが他クラブに移籍した際、売却額の一部を父のアルフ・インゲ・ハーランドと代理人のミノ・ライオラに支払うという条件があったらしく、それをマンチェスター・ユナイテッドが拒否したそう。

これに対し、ボルシア・ドルトムントは売却額の一部を支払うことを承諾。
そのためボルシア・ドルトムントへの加入が決まったそうです。

また、ハーランドはドルトムントとの契約に際し契約解除違約金を支払えば、2022年以降にドルトムントとの契約を解除して移籍できる条項を加えたとされています。
契約解除違約金の金額は明らかにされていませんが、一部メディアではドルトムントから脱出するための条項だとして紹介しています。


ポジション

2019-20シーズンのザルツブルグ(7節終了時点)では「4-4-2」のフォーメーションで戦う試合が多いようです。
その中でハーランドはセンターフォワードで起用されています。

ザルツブルグでは2トップのフォーメーションの場合、左がハーランドで右はファン・ヒチャンが起用される試合が多いようです。

プレースタイル

続いてはハーランドのプレースタイルについてです。

ハーランドの強み

・決定力

・スピード&テクニックを活かしたドリブル

・オフザボール

以下からハーランドの強みについて1つずつ解説していきます。

決定力

決定力の高さはハーランドの強みです。公式戦9試合で17得点をあげていることからも決定力の高さが伺えると思います。

そんなハーランドはなぜハイペースに得点を量産できるのか
これについて1つ目に挙げられるポイントは、強烈で精度の高いシュートをゴール隅に蹴れるからです。

シュートは速いだけじゃなく、しっかり枠内に蹴ってくるため相手キーパーも対応が難しいプレイヤーとなっています。
さらにボックス内だけでなく、外からでもゴール隅にスピードのあるシュートを打てるためシュートコースを与えると危ない選手です。

また、相手ゴールキーパーとの1対1のシーンでもループシュートや股下、ゴール隅にしっかりと決めてきます
ゴール前では19歳とは思えない落ち着きを見せ、キーパーとの駆け引きを制します。
空中戦のこぼれ球やシュートブロックのこぼれ球、相手のクリアミスなどに対しても、いち早く反応し得点につなげられます。

さらにセットプレーでは打点の高いヘディングで得点を奪うシーンも見られ、足でも頭でも得点を奪えます。

スピード&テクニックを活かしたドリブル

冒頭でも紹介したようにハーランドの身長は194cmと大柄な選手ですが、足が速くスピードを活かしたドリブルを得意としています
前線では相手を背負いながらもロングボールや縦パスを収め、そこから反転して1人で長い距離を持ち上がれる選手です。
相手チームとしてはゴール前まで持っていかれると危険を伴うため、ファウルで止めに行くシーンがしばしば見られます。

また、足元も上手い選手でテクニックを活かしたドリブルも武器としています
相手がボールに足を伸ばして奪いに来た場合は、それをかわしつつボールをキープしたり突破できます。

さらにボックス付近で相手ディフェンダーを複数人引き付け、フリーになった味方にパスを出して得点をアシストするシーンも見られます。

オフザボール

ボールを持っていないときの動きやポジショニングも素晴らしい選手です。
特に相手ディフェンダーの裏をとる動き出しが非常に上手いです。
常にオフサイドラインぎりぎりにポジションを取り、味方選手とタイミングを合わせ、パスが出たら一気に裏に抜け出します

先ほども紹介したようにスピードのある選手で、尚且つ抜群のタイミングで裏をとります。
そのため相手選手を置き去りにしてキーパーと1対1の状況を迎えるシーンが見られます。


まとめ

今回はアーリング・ハーランド特集ということで経歴やポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。

父は元プロサッカー選手ということでアーリング・ハーランドは父親が現役時代リーズ・ユナイテッドでプレーしていたときに誕生しました。
それからハーランドは父親の母国ノルウェーでプロキャリアをスタートさせ順調にステップアップを重ねます。

そして2019年12月にはドイツ・ブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントへの移籍が決定。新たなクラブで活躍が期待されています。

2019-20シーズンブレイク中の若手選手で、今後の成長が楽しみな逸材です。

アーリング・ハーランドが所属するボルシア・ドルトムントは2019-20シーズン、UEFAチャンピオンズリーグに出場します。
そのチャンピオンズリーグは『DAZN』で全試合生中継。まだ加入していない方はDAZNをチェックしてみてください。

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