今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
ウェストハム・ユナイテッド＆スペイン代表のパブロ・フォルナルスです。
2018-19シーズンはビジャレアルで主力として活躍し2019年6月にはウェストハムへの移籍が決定。U21スペイン代表のメンバーでもあり、2019年に開催されたUEFA U21 EUROではスペインの優勝に大きく貢献しています。
今回はそんなパブロ・フォルナルスの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
パブロ・フォルナルスのプロフィール
名前：パブロ・フォルナルス・マージャ
生年月日：1996年2月22日
国籍：スペイン
チーム：ウェストハム・ユナイテッドFC（背番号→不明）
身長：179cm
体重：67kg
利き足：右
ポジション：ミットフィルダー
1996年生まれの23歳です（2019年時点）。
ウェストハムの背番号はこの記事の執筆時点でまだ発表されていない状況です。ビジャレアルでは8番をつけていました。またU21スペイン代表では22番をつけてプレーしています。
身長は179cmで体重67kgと欧州では一般的な体型をしています。
生い立ち＆プロキャリア
フォルナルスはスペインのバレンシア州カステリョン県カステリョン・デ・ラ・プラナという地域で生まれ育ちます。ちなみにカステリョン・デ・ラ・プラナは製造業や手工芸品などが盛んな地域でバレンシア州の中でもそこそこの人口規模を誇る地域です。
このような地域で生まれ育ったフォルナルスですが、2003年からビジャレアルの下部組織でプレーし始めます。それから約5年間はビジャレアルの下部組織でプレーし、2008年には地元カステリョンに本拠地を置くCDカステリョンの下部組織に加入します。
そして2012年にはマラガCFの下部組織に移り、2014-15シーズンにはBチーム（当時スペイン4部リーグ所属）でシニアデビュー。続く2015-16シーズンにはトップチーム（当時スペイン1部リーグ所属）に昇格し、2015年9月のレアル・マドリード戦でトップチームデビューを果たします。最終的に2015-16シーズンは公式戦29試合に出場しました。
その後マラガでは主力としてもう1シーズンプレーし、2017年夏にはビジャレアルへの移籍が決まります。ちなみにこの移籍にかかった約15億円の契約解除金はフォルナルス本人が支払ったとのことです。当時まだ21歳だったフォルナルスですが、本当に15億円もの大金を支払ったのか。真実は分かりませんが、本当なら結構ぶっ飛んだ話ですよね（笑）
そのビジャレアルでは2シーズンにわたり主力として起用され、在籍2シーズンで96試合9ゴールをマークする活躍を収めます。
ビジャレアルでの活躍を受け2019年6月にはプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドへの移籍が決まります。ちなみに移籍金は2400万ポンド（約33億円）と言われていてウェストハム史上2番目に高い移籍金だったそうです。
ポジション
2018-19シーズンのビジャレアルでは「4－4－2」や「4－2－3－1」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。その中でフォルナルスはトップ下やサイドハーフ、ボランチなどで起用されていました。
トップ下での起用が多かったようですが、中盤であればどこでも任せられる選手のようです。
プレースタイル
フォルナルスはチャンスメイカーとしての能力が優れたプレイヤーです。
ディフェンスラインを抜け出す選手に合わせるロブパスやスルーパスが非常に上手く、的確なタイミングと正確な位置にボールを供給できます。また、サイドでフリーになっている選手へのロングパスやクロスの精度が高く、視野の広さとパス精度の高さ両方においてレベルの高い能力を持っています。
加えてシュート精度も高く、左右にコントロールされたシュートを蹴り分けられます。
下の動画はU21 EUROのスペイン対ベルギーの試合のハイライト映像です。スペインの2点目はフォルナルスの強烈なミドルシュートから生まれ、その得点が決勝点となっています。2:57はフォルナルスのシュートの上手さが分かるシーンとなっていますので興味がある方はチェックしてみてください。
まとめ
今回はパブロ・フォルナルス特集ということで生い立ちやプレースタイルなどいろいろまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
ユースの頃から様々なクラブチームでプレーしていたパブロ・フォルナルスですが、23歳にして今回が3度目の移籍（プロキャリアにおいて）となります。また今回の移籍が初の国外クラブ挑戦ということで注目のシーズンです。
U21 EUROでも印象的な活躍を収め、今後が非常に楽しみなプレイヤーです。
