サッカー

クリスティアン・クアメってどんな選手?経歴やプレースタイルを徹底解説【ジェノア】

今回紹介するのはこちらのプレイヤー。


ジェノアCFCに所属するクリスティアン・クアメです。
2018-19シーズンはジェノアで公式戦39試合に出場し、4ゴール7アシストをマークまだ20代前半と若く、将来を嘱望されている若手プレイヤーです。

今回はそんなクリスティアン・クアメの経歴やポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。

クリスティアン・クアメのプロフィール

名前:クリスティアン・ミケル・クアメ・クアク

生年月日:1997年12月6日

国籍:コートジボワール

チーム:ジェノアCFC(背番号11)

身長:185cm

体重:不明

利き足:右

ポジション:フォワード

1997年生まれの現在21歳です(2019年9月時点)。
背番号はジェノアで11番をつけてプレーしています。
身長は185cmと体格の良い選手です。


経歴

クアメはコートジボワール最大の都市アビジャンという地域で生まれ育ちます。
コートジボワールでサッカーを始め、2013年(当時16歳)にはスカウトされたイタリア・トスカーナ州にあるACプラートに加入します
ちなみにACプラートは現在(2019-20シーズン)セリエD(イタリア4部リーグ)に所属し、ここ数年は3部と4部を行き来しているクラブです。

そのACプラートでは2015年8月(当時17歳)にはコッパ・イタリア・セリエCでACプラートのトップチームデビューを果たします。
翌月(2015年9月)にはセリエC(イタリア3部リーグ)でもデビューを果たし、その後コンスタントに出場機会が与えられました。


ちなみにACプラート在籍時にはサッスオーロやインテルといったセリエAのクラブにもレンタル加入していて、それぞれの下部組織でプレーしています。
セリエAのクラブに買い取られる可能性も十分にありましたが、レンタル先では印象的な活躍を見せられず、そのままACプラートでプレーし続けています。

そして2016年7月にはセリエBに所属するASチッタデッラへのレンタル加入が決まります


チッタデッラでは加入初年度からコンスタントに出場機会が与えられます。2016-17シーズンは怪我で出場できない時期があったものの公式戦16試合に出場、2ゴール2アシストをマーク。
チッタデッラは将来性を見込み、2017年1月に完全移籍でクアメを獲得しました

そして翌シーズン(2017-18)にはチッタデッラでフォワードのスタメンに定着し、公式戦47試合に出場13ゴール13アシストをマーク
19歳(~20歳)にしてブレイクを果たします。

チッタデッラでの活躍を受け、2018年7月にはセリエAに所属するジェノアCFCへの移籍が決定します


ジェノアでは加入初年度からスタメンに定着し、公式戦39試合に出場、4ゴール7アシストをマーク。まずまずの成績を収めています。

そして2019-20シーズンはセリエAで開幕から2試合連続得点をマーク。
また、イギリスのスポーツラジオ局『トーク・スポーツ』が発表した「今季(2019-20)のヨーロッパのワンダーキッドTOP20」では、ジェイドン・サンチョに次ぐ2位にランクインしており、欧州でも注目されるシーズンとなります。




ポジション

2018-19シーズンのジェノアCFCでは「3-4-1-2」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でクアメは2トップの一角で起用されていました。また、フォーメーションによっては左右のウイングでも起用され、前線の複数のポジションをこなせる選手です。

プレースタイル

クアメの強み

・前線でのボールキープ

・スピード&テクニックを活かしたドリブル

・チャンスメイク

以下からクアメのストロングポイントを1つずつ解説していきます。

前線でのボールキープ

クアメは前線でボールを収め、キープしながらためを作れる選手です。
例えばフィジカルが強いので相手選手を背負いながらボールをキープし、近くに来た味方選手にパスを出します
手足が長い上、フィジカルの強さも兼ね備えた選手ですので相手も対応に苦しむ様子がうかがえます。

また、足もとのテクニックにも優れており、相手選手に囲まれた状態でも巧みなボールさばきと俊敏な動きでプレスをかわし、次の展開にもっていけます
複数の相手選手を引き寄せられるため味方選手のマークを緩くさせ、その選手にパスを出したりします。

フィジカルの強さと足もとのテクニックを活かしたボールキープでためを作り、敵陣で攻撃の起点となれる選手です

テクニック&スピードを活かしたドリブル

クアメはテクニックとスピードがある選手で、攻撃時はドリブルで相手選手をかわすシーン見られます。
テクニックについては先ほども紹介したように前線でボールをキープし、敵陣でためを作れます。複数の相手選手に囲まれてもスペースを見つけてプレスをかわし、味方選手にパスを出してチャンスを演出するシーンが見られます。

また、スピードもあり前にスペースがあれば一瞬で持ち上がって相手キーパーとの1対1を作ります
カウンター攻撃では相手に脅威を与えるを与える存在です。


チャンスメイク

クアメはチャンスメイク能力にも長けたプレイヤーです。
例えば右サイドからの右足のクロスで得点をアシストするシーンが見られます。ボックス内にいる味方選手にピンポイントで供給できる選手です。

また、縦パスを受けて味方選手に落としのパスを入れる「レイオフ」というプレーも得意としています。パスはダイレクトで出されるため相手選手も対応が難しいプレーです。

さらに相手の後方からのビルドアップの際に隙があると判断すれば素早い寄せでボールを奪い、そこからショートカウンターにつなげます
前線からの守備にもしっかり取り組む選手で、献身的なプレーもクアメの持ち味です。

まとめ

今回はクアメ特集ということで経歴やポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
コートジボワールでスカウトされたクアメはその後イタリア3部リーグのACプラートでプレーします。その後、セリエBに所属するASチッタデッラで優秀な成績を収め、セリエAのジェノアCFCへと加入しています。
ジェノアでは2018-19シーズンからセンターフォワードのスタメンで起用され、今後の活躍が期待されるプレイヤーです。

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