サッカー

デ・リフトってどんな選手?経歴やプレースタイルを徹底解説【ユベントス】

今回紹介するのはこちらのプレイヤー。


ユベントス&オランダ代表のマタイス・デ・リフトです。
2018-19シーズンまではアヤックスに在籍し19歳ながらキャプテンも務めていましたが、2019年7月にはユベントスへの移籍が決定オランダ代表にも17歳で選出された将来有望な若手プレイヤーです。

今回はそんなデ・リフトの経歴やポジション、プレースタイルを解説してきます。興味がある方はチェックしてみてください。

デ・リフトのプロフィール

名前:マタイス・デ・リフト

生年月日:1999年8月21日

国籍:オランダ

チーム:ユベントスFC(背番号4)

身長:189cm

体重:不明

利き足:右

ポジション:ディフェンダー

1999年生まれの20歳です(2019年時点)。
ユベントスでは4番をつけ、直近のオランダ代表(UEFAネーションズリーグ)では3番をつけてプレーしています。
身長は189cmと大柄な体格の選手です。


経歴


デ・リフトはオランダの南ホラント州ライデルドルプという地域で生まれます。オランダ人の両親のもと長男として育てられ、弟と妹がいます。

そんなデ・リフトはFCアップカウデという地元クラブのユースチームで本格的にサッカーを始めます。
FCアップカウデでは際立ったプレーを見せ、2008年(当時9歳)にはオランダの強豪アヤックス・アムステルダムの下部組織に加入します。

アヤックスではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2016年8月のFCエメン戦でヨング・アヤックス(オランダ2部リーグ所属)デビューを果たします。
それから1か月後の2016年9月(当時17歳)に行われたKNVBカップ・ヴィレムⅡ戦でトップチームデビューを飾りました。ちなみにこの試合はコーナーキックからの得点を上げ、トップチームでの初ゴールも記録しています。


その後2016-17シーズン中盤からトップチームに帯同するようになり、2017-18シーズンからはトップチームでのレギュラーに定着します。
そして2018-19シーズンはクラブ史上最年少となる19歳でキャプテンに就任し、公式戦55試合に出場、7ゴール4アシストをマーク。ビックマッチでも10代とは思えない落ち着きを見せ、エールディビジ優勝とKNVBカップ制覇を果たしました。

この活躍を受け、2019年7月にはセリエAの強豪ユベントスFCへの移籍が決定
移籍金は7500万ユーロと10代のディフェンダーとしては高額な移籍金で取引され、この金額からも期待値の高さが伺えます。

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4you, 4ever #family #TURNDELIGTON @juventus

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ポジション

2018-19シーズンのテン・ハーグ率いるアヤックスでは「4-2-3-1」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でデ・リフトは全試合センターバックで起用されていました。2センターバックの左で起用されることもありますが右を任されることが多く、右デ・リフト、左ブリントというかたちが多かったようです。

プレースタイル

デ・リフトの強み

・予測&対人守備

・高さを活かした攻守での貢献

・ビルドアップ

以下からデ・リフトのストロングポイントを1つずつ解説していきます。

予測&対人守備

守備における予測と1対1の状況における守備が優れたプレイヤーです。予測という部分ではパスコースやシュートコースを事前に読んでボール保持者のアクションに合わせてシュートブロックやパスカットができます
寄せが早く、相手選手に自由を与えずボールを奪う場面が多々見られます。

また対人守備ではボールに足を延ばして相手選手の前に体を入れボールを奪取できる選手です。
後方にスペースがある場合は慎重な守備が見られ、相手の仕掛けに対しても重心を崩さずに裏をとられない守備ができます。フィジカルが強く相手選手とのフィジカルコンタクトでも強さを見せ、またスピード勝負を仕掛けてくる場合にも素早い対応で相手選手の突破を防ぎます。


高さを活かした攻守での貢献

189cmという高さを活かしたプレーも得意とするプレイヤーです。
相手の後方から前線へのロングボールやサイドからのクロスボール、セットプレーなどの際にはチャンスを作られる前にボールをはじき返します

さらに自チームのセットプレーのときは打点の高いヘディングからゴールを奪えます。2018-19シーズンはアヤックスで7得点を上げ、その多くはセットプレーからのゴールとなっています。

アヤックスの公式YouTubeチャンネルではデ・リフトのトップ10ゴールが紹介されていますので興味がある方はチェックしてみてください。

ビルドアップ

ドリブルやパスも得意としているプレイヤーで、ビルドアップ能力に長けた現代的なセンターバックです。
スペースがあればドリブルで持ち上がり、相手選手を引き付けて味方の選手にパスを出します。また長短のパスも上手く、味方の相手ディフェンダーの背後を取る動きに合わせたロングフィードやサイドで幅を取る選手へのロングパス、前線の選手へのスルーパスなどで敵陣でチャンスを作れます。

ちなみに2018-19シーズンのアヤックスではエールディビジ(オランダ1部リーグ)で89.9%のパス成功率を記録(whoscored.com参照)し、リーグでもトップクラスの成績を残しています。
前線への効果的なパスが供給でき、尚且つパスミスが少ないという現代サッカーにおいては希少なセンターバックです。

まとめ

今回はデ・リフト特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
アヤックスでプロキャリアをスタートさせたデ・リフトはその後トップチームデビュー、レギュラー定着、キャプテン就任とクラブに欠かせない存在に成長しました。2019-20シーズンからは守備の国イタリアで新たなキャリアをスタートさせます。
プレースタイルとしては守備やビルドアップの両面で優れた能力を持った選手で今後どのように成長するのか、非常に楽しみな選手です。

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