サッカー

ダニエル・ジェームズってどんな選手?生い立ちやプレースタイルを徹底解説【マンチェスター・ユナイテッド】

今回紹介するのはこちらのプレイヤー。


マンチェスター・ユナイテッド&ウェールズ代表のダニエル・ジェームズです。
2019年6月にマンチェスター・ユナイテッドへの加入が決定し、2019-20シーズンの開幕戦では途中出場ながら1ゴールをマークスールシャール監督にも大きな期待を寄せられている注目の若手有望株です。

今回はそんなダニエル・ジェームズの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。

ダニエル・ジェームズのプロフィール

名前:ダニエル・オーウェン・ジェームズ

生年月日:1997年11月10日

国籍:ウェールズ&イングランド

チーム:マンチェスター・ユナイテッド(背番号21)

身長:170cm

体重:不明

利き足:右

ポジション:ミットフィルダー

1997年生まれの現在21歳です(2019年8月時点)。生まれはイングランドですが、父親がウェールズ出身ということでイングランドとウェールズの2つの国籍を有しています。
前所属クラブ(スウォンジー)では20番をつけていて、マンチェスター・ユナイテッドでは21番をつけることとなります。
身長は170cmと欧州では小柄な体型と言えます。


生い立ち&プロキャリア


ダニエル・ジェームズはイングランドのバーバリーという地域でウェールズ出身の父親とイングランド人の母親のもとで育てられました。父親はジェームズがマンチェスター・ユナイテッドへの加入を発表する約20日前に病死してしまったそうで、「父親が僕たちと一緒にこの経験を共有できないと思うと悲しい」というコメントを残しています。

そんなジェームズは2006年(当時9歳)で地元クラブであるハル・シティの下部組織に加入します。ちなみにハル・シティは2019-20シーズン時点でイングランド2部リーグに在籍するチームで、ここ数シーズンは1部昇格と2部降格を繰り返しているチームです。
それから2014年にはウェールズに本拠地を置くスウォンジー・シティAFCの下部組織への加入が決定


スウォンジーではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2016年1月のオックスフォード・ユナイテッド戦でトップチーム初のベンチ入りを果たします。

しかし、トップチームでの出場機会はなかなか得られず2017年6月には当時イングランド3部リーグに所属していたシュルーズベリー・タウンFCへのレンタル加入が決定


シュルーズベリー・タウンFCには出場機会を求めてやってきたものの、ここでも出番を与えられず公式戦においては1試合も出場することがありませんでした。2017年8月にはシュルーズベリー・タウンFCとのレンタル契約を解除し、再びスウォンジーに戻っています。

その後スウォンジー・シティでは2018年2月に行われたFAカップのノッツ・カウンティ戦でトップチームデビューを果たします。ちなみにデビュー戦では途中出場ながらも初得点を記録し、チームの勝利に貢献しています。
そして2018-19シーズンからはトップチームのレギュラーに定着し、公式戦38試合に出場5ゴール10アシストをマーク。印象的な活躍を収め、チームの年間最優秀新人賞を受賞しています。

スウォンジーでの活躍を受け、2019年6月にはイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドへの完全移籍が決定


冒頭でも紹介した通り、マンチェスター・ユナイテッドでは開幕戦で途中出場ながら1ゴールをマーク。まだ20代前半ということで今後のユナイテッドを引っ張っていくようなそんな存在になれるプレイヤーです。


ポジション

2018-19シーズンのスウォンジー・シティでは「4-2-3-1」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でジェームズは主に左ウイングで起用されていました。また右ウイングやトップで起用される試合もあり、攻撃的なポジションであればどこでもプレー可能です。

プレースタイル

ダニエル・ジェームズの強み

・スピードを活かしたドリブル

・カットインシュート&クロス

それでは以下からダニエル・ジェームズのストロングポイントを1つずつ解説していきます。

スピードを活かしたドリブル

スピードの速さを活かしたドリブルはジェームズの武器です。敵陣では瞬間的なスピードで相手選手を振り切るシーンが見られ、カウンター攻撃では相手DFを置き去りにするほどのスピードを持っています
また相手ディフェンダーの背後をとる動きも見られ、スピードがあるだけに相手選手も対応が難しいプレイヤーです。

相手選手も対応が遅れるシーンが目立ち、スウォンジーではサイドからボックス内に切り込む際にファウルを受けPKを獲得する場面もありました

クロス&カットインシュート

右ウイングで起用される場合は利き足である右足から様々な種類のクロスボールを蹴れます例えばふわりと浮かせた柔らかいクロスを味方選手の頭にピンポイントで合わせたり、速いグラウダーのクロスを味方選手の足元に供給したり。自由を与えると質の高いクロスがボックスに入ってきます。

また左ウイングで起用される場合も左足でボックス内の選手に精度の高いクロスを供給できます。逆足のキック精度も悪くないため、左右のウイングからチャンスを演出できるプレイヤーとなっています。
さらに左ウイングではカットインからの右足(利き足)のシュートを武器としていますまだ決定力はそれほど高くありませんが、今後シュート精度が上がれば得点を量産できるウインガーになりそうです。


まとめ

今回はダニエル・ジェームズ特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
ハル・シティとスウォンジー・シティの下部組織で成長したジェームズはスウォンジー・シティでプロキャリアをスタートさせます。その後イングランド3部リーグのチームへレンタル移籍を経験し、2018-19シーズンにはスウォンジー・シティで左ウイングのレギュラーに定着。スウォンジー・シティでの活躍を認めれ、2019年6月にはマンチェスター・ユナイテッドへの加入が決定。
スピードを活かしたドリブルやクロス、カットインシュートを得意とする今後が楽しみな注目の若手プレイヤーです。

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