今回紹介するのはレアル・マドリードに所属するウルグアイ代表のフェデリコ・バルベルデです。
2019-20シーズンのレアル・マドリードでは出場機会を増やしており、評価を大きく上げたプレイヤーです。
レアル・マドリードの将来を担う若手として注目されている選手となっています。
今回はそんなフェデリコ・バルベルデの経歴やポジション、プレースタイルを解説していきます。
フェデリコ・バルベルデのプロフィール
名前:フェデリコ・バルベルデ
生年月日:1998年7月22日
国籍:ウルグアイ&スペイン
チーム:レアル・マドリード(背番号15)
身長:182cm
体重:78kg
利き足:右
ポジション:ミットフィルダー
フェデリコ・バルベルデは1998年生まれのプレイヤーです。
フェデリコ・バルベルデが生まれた国はウルグアイですが、2019年にスペイン国籍も取得しています。
レアル・マドリードでのフェデリコ・バルベルデは背番号15を、ウルグアイ代表でも背番号15を背負っています。
レアル・マドリードの公式サイトによると身長は182cm、体重は78kgとなっています。
フェデリコ・バルベルデの経歴
フェデリコ・バルベルデはウルグアイの首都であるモンテビデオで生まれ育ちました。
そんなフェデリコ・バルベルデは幼少時代からサッカーの才能に優れていたようで、2008年に地元クラブのCAペニャロールの下部組織に加入しています。
ちなみにCAぺニャロールはウルグアイ1部リーグに属するクラブで、2019シーズンは1部リーグで2位にランクインしています(プレーオフの決勝で敗戦)。
ウルグアイの強豪クラブでもあるCAペニャロールでフェデリコ バルベルデは2015年8月(当時17歳)のCAセロ戦でトップチームデビューを果たしました。
ちなみにフェデリコ・バルベルデはCAペニャロールの下部組織に在籍していた頃から、欧州に名が知れ渡っていたようで、2015年5月にはレアル・マドリードへの移籍が決まっていました。
しかし、FIFAには未成年者保護のため18歳に達しない選手は欧州のクラブには移籍できないというきまりがあり、18歳の誕生日が来るまではCAペニャロールでプレーすることとなっていたのです。
2016シーズンにはCAペニャロールでのフェデリコ・バルベルデは公式戦13試合に出場、2アシストをマークしました。
その後、18歳になった(2016年7月22日)フェデリコ・バルベルデはレアル・マドリードに正式加入しています。
レアル・マドリード加入後のフェデリコ・バルベルデはレアル・マドリード・カスティージャ(リザーブチーム)でプレーします。
2016-17シーズンのフェデリコ・バルベルデはスペイン3部リーグで30試合に出場、3ゴール1アシストをマーク。
そして2017年6月には高いレベルで経験を積むため、スペイン1部リーグのデポルティーボへのレンタル移籍が決まります。
デポルティーボでは2017年9月のレアル・ソシエダ戦でラ・リーガ(スペイン1部リーグ)デビューを果たします。
フェデリコ・バルベルデはその後もコンスタントに出場機会を与えられ、2017-18シーズンは公式戦24試合に出場、1ゴールをマークしました。
2018-19シーズンからはレアル・マドリードに復帰し、1シーズンを通してトップチームに帯同、公式戦25試合に出場しました。
続く2019-20シーズンにはコロナウイルスの影響による中断期間まで公式戦32試合に出場、2ゴール4アシストをマーク。
フェデリコ・バルベルデはジダン監督の信頼を勝ち取り、重要な試合でもフルタイム出場することが増えています。
フェデリコ・バルベルデのポジション
2019-20シーズンのジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードは「4-3-3」のフォーメーションで戦う試合が多いようです。
その中でもフェデリコ・バルベルデはインサイドハーフで起用されています。
また、フェデリコ・バルベルデは過去(CAペニャロール、レアル・マドリード・カスティージャ、デポルティーボ)に右サイドハーフや左サイドハーフ、トップ下で起用されていたことがあります。
さらにレアル・マドリード・カスティージャではセンターバックで起用された経験もあり、攻撃的なポジションから守備的なポジションまで、様々なポジションを経験している選手です。
フェデリコ・バルベルデのプレースタイル
フェデリコ・バルベルデのプレースタイルは以下の通りです。
・攻撃センス
・攻守の切り替え
・キック精度
以下ではフェデリコ・バルベルデのプレースタイル、ストロングポイントを1つずつ解説していきます。
攻撃センス
攻撃力の高さはフェデリコ・バルベルデのプレースタイルを解説する上で欠かせません。
スペースがあればスピードのあるドリブルで積極的に持ち上がり、相手選手を引き付けてから味方選手にパスを出します。
そして、パスを出した後も空いているスペースに走り、見方からボールを引き出します。
このようなコンビネーションで相手守備陣を崩し、見方の得点をアシストしたり、フェデリコ・バルベルデ自ら得点を奪うこともあります。
推進力のあるドリブルや、コースを狙ったシュート、長短のパスが上手く、攻撃面のレベルが高いプレイヤーです。
攻守の切り替え
攻守の切り替えの早さもフェデリコ・バルベルデの強みです。
ボールを奪ったらすぐに前線で待ち構えている選手にパスを出し、カウンター攻撃を狙います。
また、スペースがあればドリブルで自ら持ち上がるシーンも見られ、相手チームからすれば自由を与えてしまうと危険なプレイヤーです。
さらにボールを奪われた時の対応も早く、相手選手への素早い寄せでボールを奪い取るシーンが見られます。
また、タックルも積極的に仕掛ける選手で、相手選手には自由を与えません。
攻撃と守備に対する意識ともに高く、対応の早さはもちろん精度の高いプレーが見られます。
キック精度
最後にキック精度の高さについても触れておきたいと思います。
ビルドアップではサイドチェンジや中央からサイドへの展開で長いパスを出すシーンが見られますが、その際には精度の高いパスが供給されます。
また、前線の選手の動き出しに合わせるスルーパスなども正確で、長短のパス精度の高さはフェデリコ・バルベルデの持ち味です。
さらに、敵陣ボックス外からのミドルシュートも精度が高く、相手チームに脅威を与えます。
シュートは強烈で尚且つゴール隅に打つので、キーパーも止めるのが容易ではありません。
まとめ
今回はフェデリコ・バルベルデの経歴やポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたか。
フェデリコ・バルベルデはウルグアイの強豪、CAペニャロールで評価を高め、18歳でレアル・マドリードに加入した選手です。
レアル・マドリード加入当初はリザーブチーム(カスティージャ)で経験を積み、デポルティーボへのレンタル移籍を経験しました。
現在はレアル・マドリードでインサイドハーフとして出場機会増やしつつあり、将来が非常に楽しみなプレイヤーです。
ポジションはレアル・マドリードではインサイドハーフですが、サイドハーフやトップ下、センターバックなど様々なポジションでのプレー経験があります。
プレースタイルは高い攻撃センスや、献身的な守備を持ち味とする選手で、攻守にわたる活躍が期待できます。
名門レアル・マドリードで将来を嘱望されている注目の若手有望株なので、今後の成長が楽しみです。
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