今回紹介するのはスタッド・レンヌに所属するエドゥアルド・カマヴィンガです。
2019-20シーズンは中盤のレギュラーを務め、公式戦36試合に出場し1ゴール2アシストをマークしました。
この活躍を受け複数のビッククラブが獲得に動き出しているようで、リーグ・アンで最も注目されている若手有望株です。
今回はエドゥアルド・カマヴィンガの経歴やポジション、プレースタイルを解説していきます。
エドゥアルド・カマヴィンガの情報をとことん詰め込んだ記事となっていますので、興味がある方は最後まで読んでいただけると幸いです。
エドゥアルド・カマヴィンガのプロフィール
名前:エドゥアルド・カマヴィンガ
生年月日:2002年11月10日
国籍:フランス
チーム:スタッド・レンヌFC(背番号18)
身長:182cm
体重:68kg
利き足:左
ポジション:ミットフィルダー
エドゥアルド・カマヴィンガは2002年生まれの17歳です(2020年5月時点)。
生まれはアンゴラ共和国で、エドゥアルド・カマヴィンガが2歳の頃にフランスに引っ越したそうです。
また、両親はコンゴ民主共和国の方で、エドゥアルド・カマヴィンガはフランス、アンゴラ、コンゴの3つの国にルーツを持っています。
スタッド・レンヌでのエドゥアルド・カマヴィンガは18番を背負っています。
身長は182cmで体重は68kgと欧州では一般的な体型です。
エドゥアルド・カマヴィンガの経歴
エドゥアルド・カマヴィンガはアンゴラのカビンダ州ミコンジェという地域で生まれました。
その後エドゥアルド・カマヴィンガの家族はカマヴィンガが2歳のときにフランスのフジェールという地域に移住し、以後フランスでの生活が始まります。
ちなみに幼少時代のエドゥアルド・カマヴィンガは柔道に明け暮れていたようです。
しかし、家の中でボールを蹴って遊んでいたカマヴィンガを見た母親は家を壊されないようにサッカースクールに加入してサッカーをするよう勧めます。
そういった経緯のもと地元の町クラブであるAGLドラポ・フジェールに加入しました(当時7歳)。
それからエドゥアルド・カマヴィンガはAGLドラポ・フージェルでテクニックを磨き、2013年(当時11歳)にはスタッド・レンヌFCの下部組織に加入します。
スタッド・レンヌユースでのエドゥアルド・カマヴィンガは優秀な成績を残し、2018年12月(当時16歳)にはプロ契約を締結しました。
その後、2019年4月のリーグ・アン、SOCアンジェ戦では途中出場を果たし、16歳4ヵ月でトップチームデビューを果たします。
ちなみにエドゥアルド・カマヴィンガのトップチームデビューはスタッド・レンヌ史上最年少だったということです。
そして2019-20シーズンのエドゥアルド・カマヴィンガはリーグ・アン開幕戦(HSCモンテペリエ戦)からフル出場を果たし、その後もスタメンでのフル出場する試合が多くなります。
トップチームでレギュラーに定着したエドゥアルド・カマヴィンガは公式戦36試合に出場し1ゴール2アシストをマーク。
1シーズンを通じて安定したパフォーマンスを見せ、スタッド・レンヌのリーグ・アン3位フィニッシュに大きく貢献しました。
エドゥアルド・カマヴィンガのポジション
2019-20シーズンのジュリアン・ステファン監督率いるスタッド・レンヌは主に「4-4-2」のフォーメーションが採用されていました。
その中でエドゥアルド・カマヴィンガはダブルボランチの一角で起用されています。
また、2019-20シーズン前半のスタッド・レンヌは「5-3-2(中盤:ダブルボランチとトップ下)」のフォーメーションを採用していて、その時のカマヴィンガもダブルボランチの一角で起用されています。
エドゥアルド・カマヴィンガのプレースタイル
エドゥアルド・カマヴィンガのプレースタイルは以下の通りです。
・ドリブルテクニック
・守備
・パスセンス
それでは以下からエドゥアルド・カマヴィンガのプレースタイル、ストロングポイントを1つずつ解説していきます。
ドリブルテクニック
ドリブルの上手さはエドゥアルド・カマヴィンガのプレースタイルを語る上で欠かせない要素です。
相手をかわす細かいタッチのドリブルや、相手を惑わすフェイントを駆使して自陣から敵陣にボールを持ち込むシーンが見られます。
ボールコントロールに優れた選手で、ボールをなかなかロストしないというのがカマヴィンガの強みとなっています。
また、体の使い方もうまくボールをキープしたりファウルをもらうシーンが見られます。
まだ若いためフィジカル面では劣る部分がありますが、優れたテクニックを活かして上手くやっている印象があります。
守備
エドゥアルド・カマヴィンガは守備面での貢献度も高い選手です。
身長は意外と高く(182cm)足が長いので、長い足を活かしてボールを刈り取るシーンが見られます。
また、相手選手に体をぶつけてボールを奪取したり、ボールへのスライディングで相手選手からボールを奪う場面も見られ、守備能力が高い選手だと感じました。
さらに守備における献身的な面もエドゥアルド・カマヴィンガの武器です。
自分の背後にパスを通された際にはボールを受けた相手選手に対して素早く後ろからプレッシャーをかけに行きます。
そして味方センターバックとエドゥアルド・カマヴィンガで相手選手を挟みボールを奪います。
守備意識が高くスタッド・レンヌの安定した守備を支えている選手です。
パスセンス
パスの上手さもエドゥアルド・カマヴィンガの強みです。
前線の選手の動き出しに合わせてロブパスやスルーパスを出し、得点をアシストをするシーンが見られます。
また、サイドチェンジや中央からサイドへの展開といったロングパスの精度も高く、攻撃の起点を作るパスが多々見られます。
しかし、複数名の相手選手に囲まれたり、相手選手が近くにいる場面ではボールに目が行ってしまい味方選手の動きが確認できていないシーンが見られます。
相手のプレスに弱く判断が遅れボールを奪われたりするので、その点はカマヴィンガの1つの弱点となっています。
カマヴィンガからの1つのパスでビックチャンスを迎えるようなシーンもあったりしますのでプレス耐性は今後高いレベルで戦う上での課題となるでしょう。
まとめ
今回はエドゥアルド・カマヴィンガの経歴やポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたか。
エドゥアルド・カマヴィンガはアンゴラで生まれ、フランスで育ち、AGLドラポ・フジェールという地元の町クラブでサッカーを始めました。
その後スタッド・レンヌの下部組織でテクニックを磨き、今やスタッド・レンヌのレギュラー選手として欠かせぬ存在になっています。
レンヌではダブルボランチの一角で起用され、プレースタイルは高いドリブルテクニック、守備力、パスセンスを生かしたプレーを得意とします。
まだ若く、今後ビッククラブに移籍して活躍するような選手ですので、今後の活躍に期待したいところです。
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