サッカー

中村敬斗ってどんな選手?経歴やプレースタイルを徹底解説【FCトゥウェンテ】

今回紹介するのはこちらのプレイヤー。


FCトゥウェンテに所属する中村敬斗です。
ガンバ大阪で迎えた2019シーズンは公式戦13試合に出場、6ゴール3アシストをマーク(トップチームのみの数字)。2019年7月にはオランダ1部リーグのFCトゥウェンテへの移籍が決定。18歳(トゥウェンテ加入当時)にして初の海外挑戦ということで欧州でも活躍が期待される選手です。

今回はそんな中村敬斗の経歴やポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。

中村敬斗のプロフィール

名前:中村敬斗(なかむら けいと)

生年月日:2000年7月28日

出身地:千葉県我孫子市

チーム:FCトゥウェンテ(背番号13)

身長:180cm

体重:75kg

利き足:右

ポジション:フォワード

2000年生まれの現在19歳です(2019年時点)。
背番号は前所属クラブのガンバ大阪では38番をつけ、FCトゥウェンテでは13番をつけています。
身長は180cmで体重は75kgと欧州では一般的な体型と言えます。

経歴

中村敬斗は千葉県我孫子市で生まれています。サッカーは地元にある高野山サッカースポーツ少年団というチームで本格的に始めています。
その後、同じ千葉県にある柏レイソルの下部組織に加入しかし、中村敬斗は自分がしたいサッカーと柏レイソルのパスサッカーが合わないということで再び高野山サッカースポーツ少年団に加入します。


そして上のツイートでも紹介しているように中学では三菱養和SCジュニアユースに加入するのですが、中学に入学する前に「マンチェスターユナイテッド サッカースクール」というイベントに参加します。
そのイベントでは見事スキルズチャンピオンに選出され、マンチェスター・ユナイテッドの施設見学やトップチームとの対面など様々な体験をしたようです


イギリスで世界各国の同年代の選手と競い合う中で自信をつけた中村敬斗は、その後中学校に進学して三菱養和SCジュニアユースに加入。三菱養和SCでは日々の練習の中でテクニックを磨き続けます。
その後、U-17ワールドカップでの活躍もあり、あらゆるJクラブや欧州クラブからオファーを受けます。

そんな中で中村敬斗が選んだクラブはガンバ大阪でした。2017年12月(当時高校2年生)に加入が決定しています。


ガンバ大阪に加入したのは堂安律の存在が大きかったようです。中村敬斗も「堂安選手にはガンバの練習に参加したときに、いろいろアドバイスをもらって刺激になりました」と話しています。
また、若いうちからレベルの高い環境に身を置きたいと理由もあったようで、高校在学時にプロ入りを果たしました。

そんな中村敬斗は加入1シーズン目からU-23とトップチームで多くの出場機会を与えられ、公式戦40試合に出場、6ゴール3アシストをマーク。
翌シーズン(2019)には、シーズン途中まで公式戦19試合に出場、7ゴール5アシストをマークするなど好成績を残します。

ガンバ大阪での活躍を受け、2019年7月にはオランダ1部リーグのFCトゥウェンテへの移籍が決定


FCトゥウェンテでは現時点(2019年9月)で公式戦7試合に出場、3ゴール1アシストをマークするなど左ウイングのレギュラーとして優秀な成績を残しています。


ポジション

2019-20シーズン序盤のFCトゥウェンテは「4-3-3」のフォーメーションで戦う試合が多いようです。その中で中村敬斗は左ウイングで起用されています。
また、ガンバ大阪では右ウイングやセンターフォワードで起用される試合もあり、前線であればどこでもプレー可能です。

プレースタイル

続いてはプレースタイルについてです。それでは中村敬斗の強みを確認していきましょう。

中村敬斗

・スピード&テクニックを活かしたドリブル

・水準以上の得点&チャンスメイク能力

以下から中村敬斗の強みを1つずつ解説していきます。

スピード&テクニックを活かしたドリブル

スピードとテクニックが優れている選手でドリブルは中村敬斗の武器です。
前方にスペースが広がっていれば大きいタッチのドリブルで相手選手を振り切ったり、カウンター攻撃では相手選手を置き去りにゴール前まで持ち上がったり。また、オフサイドラインぎりぎりでボールをもらい、そこから加速してゴール前まで持ち込むシーンも見られます。
ボールを持ちながらも相手選手にスピード負けせず、素早いドリブルを持ち味とする選手です。

さらに足元のテクニックも優れていて細かいタッチとキレのあるドリブルで相手選手のスライディングやタックルをかわすシーンも見られます。特にカットインの際は相手選手を次々とかわしていくシーンが見られ、相手の守備組織を1人で崩せる選手です。
また、1対1の状況ではフェイントを織り交ぜながら素早い動きで相手のマークを外したりもでき、ボールを持つと何かやってくれそうな可能性を感じさせます。

水準以上の得点&チャンスメイク能力

水準以上の得点力、チャンスメイク能力も兼ね備えたプレイヤーです。
左サイドで起用される場合はカットインから右足のシュートがあり、持ち前のドリブルでサイドから中央に切り込んでチャンスを作ります
また、右サイドではボックス内の深い位置まで切り込み右足のシュートを打ったり、ボックス内の選手へのパスで得点をアシストするシーンが見られます。

チャンスメイクの面ではクロスやサイドの深い位置まで持ち上がってからの横パスなどで得点機を作ります。また、バイタルエリアでボールを受け味方選手にワンタッチでパスを出したり、タイミングを計ってスルーパスを通すシーンも見られます。
自分で持ち込んで得点を奪える選手ですが、味方を活かしてより確実な方法で得点を狙ってきます。


まとめ

今回は中村敬斗特集ということで経歴やポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
もともとは柏レイソルユースに所属していましたが、自分のスタイルに合わないと退団を決意。その後三菱養和SCジュニアユースに加入し、そこで優れたプレーを見せていた中村敬斗は高校在学時に複数のクラブからのオファーを受けます。そこで選んだのはガンバ大阪。ガンバでは10代ながらも優れたプレーを見せ、2019年7月にはオランダ1部リーグのFCトゥウェンテへの移籍が決まりました。
今後久保建英や富安健洋といった選手と日本代表で活躍が期待される選手です。

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