今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
マンチェスター・シティ&イングランド代表のジョン・ストーンズです。
足元が売りのセンターバックで2018-19シーズンのプレミアリーグでは94.2%のパス成功率を記録(出典:whoscored.com)。リーグで最も高いパス成功率を記録した選手となっています。
今回はそんなストーンズの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しています。興味がある方はチェックしてみてください。
ストーンズのプロフィール
名前:ジョン・ストーンズ
生年月日:1994年5月28日
国籍:イングランド
チーム:マンチェスター・シティ(背番号5)
身長:188cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:ディフェンダー
1994年生まれの現在25歳です(2019年時点)。
背番号はマンチェスター・シティでもイングランド代表でも5番をつけています。
身長は188cmもあり、大柄なプレイヤーです。
生い立ち&プロキャリア
John Stones moves to Man City and Barnsley receive record £7m windfall https://t.co/vGbjzu1dwN pic.twitter.com/JvVwfoFJsV
— Telegraph Football (@TeleFootball) August 9, 2016
ストーンズはイングランドのサウスヨークシャー州にあるバーンズリーで生まれ育ちます。バーンズリーは以前、石炭採掘やガラス産業で栄えていた地域です。現在では元々の主要産業が衰退してしまいましたが、また新たに大手食品メーカーや小売業者などが拠点を構える地域になりました。
そのような地域で生まれ育ったストーンズは2001年から地元クラブのであるバーンズリーFCでプレーし始めます。ちなみに2018-19シーズンのバーンズリーFCはイングランド3部リーグで2位になったため2019-20シーズンから2部リーグに昇格することになっています。
ストーンズはバーンズリーFCのアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2011年12月(当時17歳)にはプロ契約を締結します。そして2012年3月には当時イングランド2部リーグに所属していたトップチームで初出場を果たします。翌シーズン(2012-13)には出場機会が増え始め2013年1月までで公式戦26試合に出場します。
バーンズリーでの活躍を受け、2013年1月にはプレミアリーグのエバートンFCへの加入が決まります。
The first picture of John Stones as an Everton player. Welcome to the Club! #EFC #COYB pic.twitter.com/PpUnDXPj
— Everton (@Everton) January 31, 2013
エバートン加入初年度はユースチームを主戦場とします。U21プレミアリーグで12試合に出場し、トップチームでの出場は1度もありませんでした。
翌シーズン(2013-14)は2013年8月のFAカップ・スティヴネイジFC戦でトップチームデビューを果たします。シーズン後半からはスタメンで起用される試合が多くなり、最終的に公式戦26試合に出場。そして2015-16シーズンにはレギュラーを勝ち取り、41試合に出場します。
エバートンでの活躍を受け、2016年7月にはマンチェスター・シティへの完全移籍が決定。移籍金は当時のディフェンダー史上最高額となる4750万ユーロ(5000万ユーロという見解もある)とされています。
マンチェスター・シティでは加入初年度から公式戦41試合に出場。チャンピオンズリーグやプレミアリーグでのビックマッチでも起用され、ペップ・グアルディオラ監督からの信頼を得ていました。
翌シーズン(2017-18)は怪我の影響もあって出場数が減ってしまい、放出の噂もあったようですが依然としてマンチェスター・シティでプレーを続けています。
ポジション
2018-19シーズンのペップ監督率いるマンチェスター・シティでは4-3-3のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でもストーンズはセンターバックで起用される試合が多かったようです。稀に右サイドバックやアンカーを任される試合もあり、主戦場は守備的なポジションとなっています。
プレースタイル
ストーンズの強みは以下の通りです。
・ディフェンス能力&高さ
・パス精度
それでは以下からストーンズのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
ディフェンス能力&高さ
ストーンズは守備における予測が優れたプレイヤーです。例えばパスコースやドリブルのコースを読んで素早い対応でボールを奪ったり、自陣のゴール前では相手のシュートに対してコースを予測しシュートブロックするシーンが見られます。
また、ボールを奪う際は激しい寄せで相手に自由を与えません。イングランド人らしいフィジカルを活かした守備が目立ちます。
さらに188cmという高さがある点もストーンズの強みです。相手がロングボールやクロスを放り込んできた場合も安定した対応を見せます。
またセットプレーではターゲットとなり、高い打点のヘディングでゴールを奪います。2018-19シーズンのマンチェスター・シティではゴールがなかったものの、イングランド代表ではワールドカップでヘディングによる2ゴールをマークしています。
空中戦では攻守において大きな役割を果たしている選手です。
パス精度
冒頭でも触れたとおり、ストーンズは足元の技術が優れています。縦パスやサイドで幅をとっている選手へのロングボールなど、後方から攻撃を展開できます。
攻撃でのミスが少なく2018-19シーズンのプレミアリーグでは94.2%のパス成功率を記録しています(出典:whoscored.com)。この数字はリーグNo.1の成績であり、このことからもミスの少なさがお分かりいただけると思います。
またスペースが空いている場合はドリブルで持ち上がったり、相手を引き付けて味方にパスを出せます。テクニックだけでなく、攻撃面での判断も優れたプレイヤーです。
まとめ
今回はジョン・ストーンズ特集ということで生い立ちやプレースタイルなどを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
サッカーに本格的に取り組み始めたのはバーンズリーFCの下部組織で、17歳の頃にイングランド2部リーグデビューを果たします。その後エバートンで印象的な活躍を収め、2016-17シーズンからマンチェスター・シティでプレーしています。
ここ数シーズンはサブメンバーとして起用されているストーズンですが、まだ25歳とこれからの選手です。コンパニが退団した2019-20シーズンはレギュラー奪取に期待がかかります。