今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
レアル・ソシエダ&スペイン代表のミケル・オヤルサバルです。
スペイン期待の若手有望株でレアル・ソシエダではリーグ戦で2シーズンにわたり2桁得点をマーク。エースストライカーとしてチームに欠かせない存在となっています。またU21 EUROではスペイン代表として優勝に貢献したメンバーの1人です。
今回はそんなオヤルサバルの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
オヤルサバルのプロフィール
名前:ミケル・オヤルサバル・ウガルテ
生年月日:1997年4月21日
国籍:スペイン
チーム:レアル・ソシエダ(背番号10)
身長:181cm
体重:78kg
利き足:左
ポジション:フォワード
1997年生まれの22歳です(2019年時点)。
レアル・ソシエダでは背番号10をつけています。
身長は181cm、体重78kgと大柄な体格というわけではありません。
生い立ち&プロキャリア
オヤルサバルはスペインのバスク州ギプスコア県エイバルで生まれ育ちます。エイバルは農業や林業が盛んな地域です。また武器や自転車などの製造でも有名な地域となっています。
このような地域で生まれ育ったオヤルサバルですが、2011年にレアル・ソシエダの下部組織に加入します。レアル・ソシエダの下部組織には2011年から2015年まで在籍し、その間にアンダーカテゴリーを順調に駆け上がっていきます。
ちなみに2013-14シーズンは地元のクラブであるSDエイバルの下部組織にレンタルで在籍していたこともあったそうです。
レアル・ソシエダの下部組織で技術を磨いたのち、2014年11月には当時スペイン3部リーグに所属していたレアル・ソシエダBでシニアデビューを果たします。それから2015年10月にはスペイン1部に所属するトップチームで初出場を果たし、2015-16シーズン後半からはレギュラーを勝ち取っています。
その後3シーズンにわたり、トップチームで公式戦40試合に出場。2017-18シーズンと2018-19シーズンにはリーグ戦で2桁ゴールを記録し、18-19シーズンに関してはチーム内の得点王となっています。レアル・ソシエダではエースストライカーとして欠かせない存在になりました。
ポジション
2018-19シーズンのアルグアシル監督が指揮するレアル・ソシエダでは「4-2-3-1」のフォーメーションが採用されている試合が多かったです。
オヤルサバルはその中で主に左ウイングで起用されていました。またトップやトップ下、右ウイングで起用される試合もあり、攻撃的なポジションであればどこでもプレー可能な選手のようです。

プレースタイル
オヤルサバルの強みは以下の通りです。
・ドリブル
・ゴール前でのポジショニング&アクション
それでは以下からオヤルサバルのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
ドリブル
特筆すべき点は巧みなドリブルテクニックです。足元の技術が高く細かいタッチで相手ディフェンダーをかわしたり、味方とのコンビネーションで相手のディフェンス陣を崩すのが上手いプレイヤーです。
また推進力のあるドリブルも1つの強みで自陣でボールを奪い、スピードのあるドリブルで敵陣のペナルティーエリア前まで持ち運べます。
ゴール前でのポジショニング&チャンスメイク
敵陣ペナルティーエリアでのポジションの取り方や動き出しが上手く、味方のパスやこぼれ球にワンタッチで合わせるゴールが多いプレイヤーです。シュート精度が高いということもありますが、ゴールへの嗅覚が優れていて2シーズンにわたり2桁得点をマークしたのもそういった能力があってこそです。
また味方選手が相手ディフェンダー裏へ抜けだす動きも見逃さない視野の広さがあり、スルーパスを通しチャンスを演出します。パス成功率はそれほど高くないものの要所で見せる決定機を作るパスはオヤルサバルの強みの1つです。
まとめ
今回はミケル・オヤルサバル特集ということで生い立ちやプレースタイルなどいろいろまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
オヤルサバルはエイバルで生まれ育ち、2011年には同じギプスコア県にあるレアル・ソシエダの下部組織に加入。その後SDエイバルにレンタルで1年間在籍しましたが、レアル・ソシエダでプレーを続けスペイン注目の若手有望株になるまで成長しました。22歳(2019年時点)ながらレアル・ソシエダではすでに中心選手としてチームに欠かせない存在となっていて、今後が楽しみなプレイヤーです。