今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
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ウェストハム・ユナイテッドに所属するセバスティアン・ハラーです。
2018-19シーズンはフランクフルトでプレーし、公式戦41試合中20ゴール12アシストをマーク。フランクフルトでの活躍を受け、2019年7月にはウェストハム・ユナイテッドがクラブレコードの移籍金で獲得を発表した2019-20シーズン注目のプレイヤーです。
今回はそんなハラーの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
ハラーのプロフィール
名前:セバスティアン・ハラー
生年月日:1994年6月22日
国籍:フランス&コートジボワール
チーム:ウェストハム・ユナイテッドFC(背番号22)
身長:190cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:フォワード
1994年生まれの現在25歳(2019年時点)。生まれはフランスですが、母がコートジボワール人ということでコートジボワール国籍も有しています。
背番号についてはフランクフルトでは9番をつけていましたが、ウェストハム・ユナイテッドではチチャリートがつけている番号であるためユトレヒト在籍時代に着けていた22番となっています。
身長は190cmと大柄な体格をした選手です。
生い立ち&プロキャリア
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ハラーはフランスのエソンヌ県リス=オランジスという地域で生まれ育ちます。
フランス人の父とコートジボワール人の母のもとで育てられ、幼少期は柔道もやっていたようです。柔道は母親に勧められ3年間続けたものの、ハラーがやりたいスポーツはサッカーだったらしくその後はサッカーに絞ったのだそう。
また幼少時代はチームで背が1番高かったため、ゴールキーパーをすることもあったようです。
そんな幼少時代を過ごしたハラーは、2003年にFOCビニューというチームでサッカーを始めます。
2005年からはブレティニー・フットというチームでプレーし、2007年にはAJオーセルの下部組織に加入します。ちなみに当時(2007年)のAJオーセルはリーグ・アンに所属するチームでフランスでも名の知れたクラブです(2012-13シーズンにリーグ・ドゥ降格)。
AJオーセルではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2012年7月(当時18歳)にはリーグ・ドゥ(フランス2部リーグ)のニーム・オリンピック戦でトップチームデビューを果たします。
AJオーセルでは2シーズン半プレーし、2014年12月にはエールディビジ(オランダ1部リーグ)のFCユトレヒトに半年間のレンタル加入が決まります。
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ユトレヒトでは半シーズンで得点を量産し、出場した17試合で11ゴールをマーク。この活躍を受け、シーズン終了後にユトレヒトへの完全移籍が決まっています。
その後もユトレヒトでは2シーズン連続(2015-16、2016-17)で2桁得点をマークするなど得点力を武器にチームに欠かせない存在となりました。
ユトレヒトでの活躍を受け、2017年5月にはブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)の名門アイントラハト・フランクフルトへの移籍が決定。
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フランクフルトでも優れた得点能力を発揮し、2シーズン連続で2桁得点を記録。特に在籍2年目の2018-19シーズンは公式戦41試合中20ゴール12アシストをマークする活躍でチームの躍進に大きく貢献しました。
フランクフルトでの活躍を受け、2019年7月にはイングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドへの移籍が決定。
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フランクフルトからウェストハム・ユナイテッドへ移籍する際にかかった移籍金は4000万ユーロ(推定)とされ、この金額からもウェストハムの期待の高さが伺えます。
ポジション
2018-19シーズンのフランクフルトでは「3-4-1-2」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でハラーは2トップの一角で起用されていました。2トップの場合は主に右で起用されることが多く、右ハラー、左ヨビッチというかたちが多かったようです。
プレースタイル
・フィジカル&高さ
・決定力
それでは以下からハラーのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
フィジカル&高さ
ハラーはフィジカルが強く、ポストプレーが得意な選手です。ディフェンダーからのロングボールを収めて前線で起点を作り、そこからディフェンダーの背後を狙う味方選手にロブパスやスルーパスを出して決定機を演出します。
また相手ディフェンダーを背負いながらボールを受け、味方の選手にダイレクトでパスを通す「レイオフ」というプレーも得意としています。
レイオフについては下のブンデスリーガの公式YouTubeチャンネルがアップしている動画で確認できますのでチェックしてみてください。ちなみにレイオフのシーンは00:18です。
またハラーは身長190cmと高さがある選手です。フランクフルトではボックス内でターゲットマンとなり、高さのあるパスをハラーが落としてそのこぼれ球を味方がゴールに押し込むシーンが見られました。
さらにセットプレーや味方のクロスボールに対し、打点の高いヘディングで直接ゴールを決めれます。空中戦に強く、ゴール前では相手の脅威となるプレイヤーです。
決定力
決定力の高さもハラーの強みです。キーパーと1対1の状況ではループシュートやゴール隅を狙ったシュート、ゴールキーパーをかわして得点を奪うシーンも見られます。また、味方のグラウダーのクロスに対して長い脚を器用に使い得点を奪ったり、ヘディングの精度が高いためセットプレーでも良いボールが供給されればしっかり決めてくれます。
シュートの威力が強く、尚且つ精度が高いのでキーパーもシュートをセーブするのが難しい選手です。
さらにフランクフルトではPKキッカーも任され、毎回落ち着いてゴール決めます。
2014-15シーズンに在籍していたFCユトレヒトから2018-19シーズンのフランクフルトまでの5シーズンにわたり、2桁得点をマークしていることからもハラー決定力の高さが伺えると思います。
まとめ
今回はセバスティアン・ハラー特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
フランス2部リーグのAJオーセルでプロキャリアをスタートさせ、FCユトレヒトでブレイクを果たしたハラー。その後は毎シーズン2桁得点をマークし、2019年7月にはクラブレコードとなる移籍金でウェストハムへの加入が決定しました。
フィジカル、高さを活かしたポストプレーや決定力の高さが魅力の選手で2019-20シーズンは25歳のシーズンとこれからが楽しみなプレイヤーです。