今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
バレンシアCFに所属するフェラン・トーレスです。
2018-19シーズンは10代ながらトップチームで公式戦37試合に出場し、3ゴール2アシストをマーク。2019年に開催されたUEFA U-19欧州選手権ではスペイン代表として7番を背負い、スペインの優勝に大きく貢献した将来有望の注目選手です。
今回はそんなフェラン・トーレスの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
フェラン・トーレスのプロフィール
名前:フェラン・トーレス・ガルシア
生年月日:2000年2月29日
国籍:スペイン
チーム:バレンシアCF(背番号20)
身長:184cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:ミットフィルダー
2000年生まれの現在19歳です(2019年時点)。
バレンシアCFでは20番をつけ、スペインU-19代表では7番をつけています。
身長は184cmと平均よりも高さがある選手です。
生い立ち&プロキャリア
フェラン・トーレスはスペインのバレンシア県フォイオスという地域で生まれ育ちます。スペイン人の両親のもとで姉とともに成長しました。
そのような環境で生まれ育ったフェラン・トーレスですが、幼少期の頃からサッカーの才能に優れていたようで2006年(当時7歳)には地元バレンシアCFの下部組織に加入が決まります。
バレンシアCFの下部組織ではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2016年10月(当時16歳)にはバレンシアCF・メスタージャ(リザーブチーム)でセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部リーグ)デビューを果たします。
また、1年後の2017年11月(当時17歳)にはコパ・デル・レイ(カップ戦)のレアル・サラゴサ戦でトップチームデビューを果たします。
その後2017年12月にはラ・リーガ(スペイン1部リーグ)でもデビューを果たし、2017-18シーズンは公式戦16試合に出場、2アシストをマークしました。
翌シーズン(2018-19)にはトップチームに帯同し公式戦37試合に出場、3ゴール2アシストをマーク。
途中交代や途中出場の試合が多かったものの出場した試合では印象的な活躍を見せました。
ポジション
2018-19シーズンのバレンシアCFでは「4-4-2」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でフェラン・トーレスは主に右ウイングで起用されていました。また左ウイングで起用されることもあり、両ウイングでプレー可能です。
プレースタイル
・キック精度
・ドリブル
それでは以下からフェラン・トーレスのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
キック精度
キック精度の高さはフェラン・トーレスの武器です。右サイドで起用される場合は、ボックス内にいる選手のポジションに合わせて速いグラウダーのクロスや高さのある柔らかいボールを供給しチャンスを演出します。とにかくクロスの精度が高く、簡単に打たせてしまうと味方選手に質の高いボールが供給されます。
またカットインからのシュートも精度が高く、ゴール隅ギリギリのところに蹴り分けられます。右サイドからのカットインシュートも見られますが、特に左サイドからのカットインシュートが多く、利き足となる右足で高い精度のシュートを放ちます。
ドリブル
サイドを駆け上がるドリブルもフェラン・トーレスの強みの1つです。相手選手に囲まれた場合もボールを失わず、キープしながら自チームのスローインやコーナーキックを獲得できます。またスピードがあり、サイドでは相手ディフェンダーの背後を狙う動きからボールを受け、そこで自ら持ち上がってキーパーとの1対1の状況を作るシーンが見られます。
またサイドバックが外側にポジションを取っている場合は内寄りにポジションを取り、そこから相手選手を引き付けてボックス内、もしくはサイドの選手にパスを出してチャンスを作ります。
まだ若いためフィジカルが弱く、相手選手のタックルを受けると崩れてしまうシーンも見られますが、水準以上のスピードとテクニックを兼ね備え今後の成長が楽しみな選手です。
まとめ
今回はフェラン・トーレス特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
バレンシア生まれのフェラン・トーレスは地元バレンシアCFの下部組織で成長し、その後17歳でトップチームデビューを果たしました。
バレンシアCFでは持ち前のキック精度やドリブルを武器に監督やファン、チームメイトの信頼をつかみ取っています。
各年代のスペイン代表にも選出され、将来が楽しみな注目のスペイン人選手です。