今回紹介するのはグレミオに所属するブラジル代表のエヴェルトンです。
ブラジルで開催されたコパ・アメリカ2019で印象的な活躍を見せ、欧州トップクラブも獲得を目指す、そんなプレイヤーとなっています。
エヴェルトンについてはコパ・アメリカで存在を知ったという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなエヴェルトンの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみください。
エヴェルトンのプロフィール
名前:エヴェルトン・ソウザ・ソアレス
生年月日:1996年3月22日
国籍:ブラジル
チーム:グレミオFBPA(背番号11)
身長:174cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:フォワード
エヴェルトンは1996年生まれの24歳です(2020年5月)。
記事執筆時点ではブラジル国内リーグの強豪グレミオでプレーしていて、背番号は11番をつけています。
コパ・アメリカではブラジル代表として19番を身に着けプレーしました。
身長は174cmで体重はどのサイトでも公開されてありませんでした。
ただ、エヴェルトンの外見からはそれほど大柄な体型ではないことが見て取れます。
エヴェルトンの生い立ち&プロキャリア
エヴェルトンはブラジル・セアラー州のマラカナウという地域で生まれ育ちます。
マラカナウはブラジル北東に位置するところでセアラー州の中でも経済的に豊かな地域なのだとか。マラカナウについてはそれほど情報がなく、
特徴について詳しく書けませんので、気になる方はGoogleマップのほうで確認してみてください。住宅街が広がる閑静な街並みというのがマップから見て取れます。
マラカナウで育ったエヴェルトンは同じセアラー州のフォルタレーザ(2019シーズンブラジル1部リーグ所属)の下部組織でプロクラブのユースキャリアをスタートさせます。
それから2012年にはグレミオの下部組織にレンタル移籍での加入が決定。
その際、マンチェスター・シティからの接触もあったようですが、結局エヴェルトンはグレミオに完全移籍で加入しています。
グレミオでのエヴェルトンはU20のカテゴリーでプレーし、2014年にはトップチームに昇格を決めます。
アトレチコ・パラナエンセ戦でトップチームデビューを果たし、トップチーム昇格初年度ながら14試合に出場し、2ゴールをマークしています。
その2年後の2016シーズンにはトップチームでの出場機会が増え始め(49試合8ゴール)、2017シーズンからは中心選手として61試合に出場、12ゴールをマーク。
2017シーズンには南米のトップクラブを決めるコパ・リベルタドーレスでグレミオの優勝に大きく貢献しています。
ブラジル代表では2018年8月に初召集を受け、アメリカ代表との親善試合でフル代表デビューを飾りました。
そして2019年のコパ・アメリカでは代表メンバーに召集され、大会では印象的な活躍を見せました。
エヴェルトンのポジション
2019シーズンのグレミオでは4-2-3-1のフォーメーションが採用されていますが、エヴェルトンは左のウイングのレギュラーとして起用されています。
ブラジル代表でもやや変則的な4-3-3の左ウイングで起用されていますので左サイドの攻撃的なポジションで起用されるプレイヤーとなっています。
エヴェルトンのプレースタイル
エヴェルトンのプレースタイルは以下の通りです。
・カットインシュート
・ドリブル
それでは以下からエヴェルトンのプレースタイル、ストロングポイントを1つずつ解説していきます。
カットインシュート
ブラジル代表やグレミオでは左サイドに張った位置から内側に切り込んで右足でシュートを放つシーンが目立ちます。
その際の右足シュートが非常に高精度で、コパ・アメリカのボリビア戦とペルー戦ではカットインから得点をあげています。
相手ディフェンダーは分かっていても抑えられない。そんな切れ味抜群のカットインシュートはエヴェルトン最大の強みといってもいいかもしれません。
ドリブル
ドリブル突破もエヴェルトンのプレースタイルを語る上で欠かせない要素です。
広大なスペースを持ち前のスピードで駆け上がったり、狭いスペースを細かいたちで切り裂いたり、ブラジル人らしい技術の高いドリブルが行えます。
ちなみにブラジルの1部リーグでは2018年のエヴェルトンの1試合のドリブル回数が3.4(Whoscored.com)と一番多かったようでグレミオでは左サイドで違いを作る役割を果たしています。
まとめ
今回はエヴェルトン特集ということで生い立ちやプレースタイルなどいろいろまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
現在開催中のコパ・アメリカにおいてブラジル代表の主力メンバーとして活躍を続けているエヴェルトンですが、プロキャリアはグレミオで始まっています。
初めは控えメンバーで途中交代や途中出場が多かったものの、ここ2、3シーズンは主力選手として50試合以上に出場するプレイヤーとなりました。
プレースタイルについてはドリブルが得意な選手で、サイドからカットインしてシュートを打つプレーを得意とします。
エヴェルトンに対しては欧州のクラブも獲得を狙っているようで、今後欧州ビッククラブでプレーする姿が見られるかもしれません。