今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
PSVアイントホーフェン&オランダ代表のステーフェン・ベルフワインです。
2018-19シーズンにブレイクした選手の1人で公式戦41試合に出場し、15ゴール13アシストをマーク。ビッククラブも注目するオランダ期待の若手プレイヤーです。
今回はそんなベルフワインの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
ベルフワインのプロフィール
名前:ステーフェン・チャールズ・ベルフワイン
生年月日:1997年10月8日
国籍:オランダ
チーム:PSVアイントホーフェン(背番号10)
身長:178cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:フォワード
1997年生まれの現在21歳です(2019年7月時点)。
PSVでは2018-19シーズンまで17番をつけてプレーしていましたが、2019-20シーズンからは10番つけることになります。
身長は178cmと欧州では一般的な体型といえます。
生い立ち&ポジション
ベルフワインはオランダの北ホラント州にあるアムステルダムという地域で生まれ育ちます。アムステルダムはオランダの首都で国会や中央官庁、王宮などがあり、商業や観光業が盛んな都市として世界的にも有名な場所となっています。
そのような地域で生まれ育ったベルフワインは4歳の頃からASCウォーターウェイクというクラブの下部組織でサッカーを始めます。ちなみにウォーターウェイクはオランダのアマチュアリーグに所属する小さなクラブです。
ベルフワインの才能はウォーターウェイクで際立っていたようで、7歳にしてアヤックスの下部組織に加入します。その後6年間にわたりアヤックスの下部組織でプレーしたベルフワインですが、2011年にクラブのトレーナーと対立しクラブを追い出されてしまいます。
しかし、アヤックスの下部組織では素晴らしいプレーを見せ、注目を集めていただけに新天地はすぐさま決まります。そのチームがオランダの強豪PSVアイントホーフェンです。
PSVではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2014年8月にはヨングPSV(PSVのリザーブチーム)のアヒレス’29戦でオランダ2部リーグデビューを果たします。それから2014年10月にはKNVBVBカップのアルメロ・シティFC戦ではトップチームデビューを果たしました。
その後ヨングPSVやU19を主戦場としながらトップチームでたびたび出場機会を与えられ、2016-17シーズンからはトップチームでの出場が多くなります。
2017-18シーズンにはレギュラーを掴み、公式戦36試合で8ゴール11アシストをマーク。翌シーズン(2018-19)には公式戦41試合に出場、15ゴール13アシストをマークし、中心選手としてチームに欠かせない存在となりました。
ポジション
2018-19シーズンのPSVアイントホーフェンは「4-3-3」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でベルフワインは左右のウイングで起用されていました。右も左もどちらもこなせるプレイヤーですが、2018-19シーズンは左で起用されることが多かったようです。
プレースタイル
ベルフワインの強みは以下の通りです。
・スピードを活かしたドリブル
・チャンスメイク&シュート精度
それではここからベルフワインのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
スピードを活かしたドリブル
スピードを活かしたドリブルはベルフワイン最大の強みです。
サイドにスペースが空いている場合やカウンターの際には持ち前のスピードで相手ディフェンダーの突破を試みます。特に加速力があり、乗らせてしまうとなかなか止められないプレイヤーです。
また狭いスペースでは細かいタッチのドリブルで相手をかわすシーンも見られます。スピードだけでなく足下の技術も優れ、PSVでは違いを作れる選手です。
ちなみにWhoscored.com(サッカーデータサイト)によると2018-19シーズンのエールディビジでは1試合平均のドリブル成功数が3.2回とリーグ2位の好成績を残しています。データからもベルフワインのドリブルの上手さがお分かりいただけると思います。
チャンスメイク&シュート精度
味方選手のゴールを演出したり、自ら得点を奪える点もベルフワインの強みです。
左サイドで起用される場合は、サイドから内側に切り込んで右足(利き足)でシュートを打ったり、味方選手にパスを出します。右サイドではスピードを活かして敵陣の深い位置まで切り込み、ゴール前の選手にパスを出して得点をアシストするシーンが見られます。
またボックスの外からもゴール隅にシュートを打ち、得点を決めれるプレイヤーです。スペースがなくドリブルを仕掛けられないという場面でもゴールを決めれるだけのシュートテクニックを持ち、相手選手としても対応が難しい選手となっています。
まとめ
今回ベルフワイン特集ということで生い立ちやプレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
もともとアヤックスの下部組織で将来を期待されていたプレイヤーですが追い出されるかたちでクラブを去り、現在はライバルチームのPSVで中心選手になりました。
スピードを活かしたドリブルでチャンスを作ったり、得点を決めれるプレイヤーです。
2020年1月からはイングランドの強豪トッテナムでプレーすることが決まっています。
まだ若い選手ですが即戦力として期待されている選手です。