今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
オリンピック・マルセイユに所属するブバカル・カマラです。
マルセイユではセンターバックのレギュラーを任され、各年代のフランス代表にも選出されています。2019-20シーズンは20歳のシーズンで今後が楽しみな注目の若手有望株です。
今回はそんなカマラの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
カマラのプロフィール
名前:ブバカル・カマラ
生年月日:1999年11月23日
国籍:フランス&セネガル
チーム:オリンピック・マルセイユ(背番号4)
身長:184cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:ディフェンダー
1999年生まれの現在19歳です(2019年8月時点)。生まれはフランスですが、父親がセネガル人ということでセネガル国籍も有しています。
マルセイユでは4番をつけてプレーしています。
身長は184cmと平均以上の高さもある選手です。
生い立ち&プロキャリア
カマラはフランスのブーシュ=デュ=ローヌ県マルセイユという地域で生まれ育ちます。マルセイユはパリ、リヨンに次ぐフランスの大都市でヨーロッパでもトップクラスの規模の貿易港がある地域です。
ちなみにカマラはセネガル人の父親とフランス人の母親のもとで生まれ、弟と妹がいる3人兄弟の長男です。
そのような環境で育ったカマラですが、幼少期の頃からサッカーの才能に優れていたようで2005年(5~6歳)に地元のオリンピック・マルセイユの下部組織に加入します。
マルセイユではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2016年12月(当時17歳)にはクープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスのカップ戦)のFCソショー戦でトップチームデビューを果たします。ちなみにデビュー戦は右サイドバックで起用されていたようです。翌シーズン(2017-18)には主にディフェンシブミットフィルダーやセンターバックで起用され、公式戦14試合に出場し1アシストをマークしています。
そして2018-19シーズンにはセンターバックのレギュラーに定着し、公式戦36試合に出場し1ゴールをマーク。1シーズンを通して印象的な活躍を見せ、ビッククラブからの注目を集める選手になりました。
ポジション
2018-19シーズンのマルセイユでは4-2-3-1のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でカマラは主にセンターバックで起用されていました。また守備的ミットフィルダーやサイドバックで起用される試合も稀にあり、守備的なポジションであればどこでもプレー可能です。

プレースタイル
・ボール奪取
・ビルドアップ
それでは以下からカマラのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
ボール奪取
カマラは素早い寄せや激しいタックルでボールを奪う能力に長けた選手です。攻守の切り替えの際は素早い戻りで広いエリアをカバーし、相手に体を当てたり脚を伸ばしてボールを奪う場面が見られます。
守備の際は相手の隙を見て積極的にタックルを仕掛けます。待ち構えるというよりかは積極的な守備が持ち味のプレイヤーです。
ただ積極的かつ激しいあまりファウルが多い選手でもあります。2018-19シーズンでは出場した36試合で7枚のイエローカードと1枚のレッドカードをもらっており、守備の荒さには不安が残ります。
ビルドアップ
ディフェンダーながら足元の技術があり、パスやドリブルなどを得意としている選手です。
パスではサイドで幅を取るウインガーへのロングフィードやディフェンダーの背後を取る前線の選手の動きに合わせたロブパス、精度の高いサイドチェンジも見られます。パスの精度が高く、後方から直接前線の選手につなぐことができます。
またスペースがある場合はドリブルでの持ち上がりも見られます。サイドバックで起用される場合はサイドを駆け上がり、センターバックでもチャンスがあれば敵陣の深い位置まで持ち上がっていきます。センターバックらしからぬドリブルテクニックを持っており、後方からの攻撃参加もカマラの強みです。
まとめ
今回はカマラ特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
オリンピック・マルセイユの下部組織で本格的にサッカーを始め、その後アンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2018-19シーズンにはトップチームでレギュラーメンバーとして起用されるまでに成長しました。素早い寄せと激しいタックルでボールを刈り取り、攻撃の際は精度の高いパスとドリブルを武器に後方で攻撃の起点を作れる選手です。
各年代のフランス代表にも選出され、今後が楽しみな注目プレイヤーです。