今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
ASサンテティエンヌに所属するウィリアン・サリバです。
2018-19シーズンはASサンテティエンヌで公式戦19試合に出場。そのパフォーマンスが認められ、2019年7月にはアーセナルへの移籍が決定した注目プレイヤーです。
今回はそんなサリバの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
ウィリアン・サリバのプロフィール
名前:ウィリアン・アラン・アンドレ・ガブリエル・サリバ
生年月日:2001年3月24日
国籍:フランス&カメルーン
チーム:ASサンテティエンヌ(背番号4)
身長:193cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:ディフェンダー
2001年生まれの現在18歳です(2019年時点)。
生まれはフランスですが、カメルーンにもルーツを持っていることからカメルーン国籍も有しています。
サンテティエンヌでは背番号4をつけてプレーしています。
身長は193cmと大柄な体格をした選手です。
生い立ち&プロキャリア
サリバはフランスのセーヌ=サン=ドニ県にあるボンディという地域で生まれ育ちます。ボンディはパリ郊外に位置し、パリのベットタウンとして多くのアフリカ移民が移住している地域となっています。ボンディ出身の有名人はパリ・サンジェルマンに所属するキリアン・ムバッペがあげられます。
そのような地域で生まれ育ったサリバは、2008年(当時6歳)に地元のASボンディというチームでサッカーを始めます。ASボンディはキリアン・ムバッペの父ウィルフレッド・ムバッペがコーチを務めるチームで、ウィルフレッド・ムバッペから厳しい指導を受けていたそうです。ASボンディでは2014年まで在籍し、その後FCモンフェルメイユというチームに加入。
FCモンフェルメイユには約2年間在籍し、そこでのパフォーマンスが評価され2016年にはリーグ・アンの強豪ASサンテティエンヌへの移籍が決まります。
サンテティエンヌでは下部組織で安定したパフォーマンスを見せ、2018年9月にはリーグ・アンのトゥールーズ戦でトップチームデビューを果たします。2018-19シーズンのサンテティエンヌではデビューシーズンながらも公式戦19試合に出場し、安定したパフォーマンス見せました。
サンテティエンヌでの活躍と将来性が見込まれ、2019年7月25日にはプレミアリーグの強豪アーセナルへの移籍が決定。
ただ、2019-20シーズンまではレンタルでASサンテティエンヌでのプレーが決まっており、アーセナルでのプレーするのは2020-21シーズンからとなっています。
ポジション
2018-19シーズンのサンテティエンヌでは「4-2-3-1」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でサリバは主にセンターバックで起用されていました。また右サイドバックを任される試合も数試合あり、ディフェンスラインで起用されるプレイヤーです。
プレースタイル
・対人守備&予測
・ビルドアップ
それでは以下からサリバのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
対人守備&予測
サリバは1対1の守備が上手いプレイヤーです。相手の動作をギリギリまで確認し、ドリブル突破を仕掛けてきた場合は足を延ばしてボールを奪います。193cmと脚が長いため相手選手もかわすのが難しい選手です。それに加え、フィジカルが強く競り合いに勝ってボールを奪うシーンも多々見られます。
またタックルが上手くファウルが少ないという点もサリバの強みです。2018-19シーズンのリーグ・アンでは1試合平均0.6回のファウルにとどまっており、もらったイエローカードはわずか1枚となっています。
さらに守備における予測も素晴らしいプレイヤーです。例えばパスコースやシュートコースを読んで事前にカットしたり、ボールへの素早い寄せでセカンドボールを回収したり。また193cmの身長を活かして相手のロングボールやクロスを防ぐシーンも見られます。相手のチャンスシーンを未然に防ぐプレーも得意としている選手です。
ビルドアップ
ボールを中盤や前線の選手につなぐプレーもサリバが得意としているプレーの1つです。ボールを奪ってからのドリブルでの持ち上がりや相手に囲まれる場合もフィジカルを活かしてボールをキープして味方につなぐことができます。スペースがある場合は、積極的に持ち上がる選手です。
また中盤への縦パスや前線へのロングフィード、幅を取っているウイングへ展開するロングパスなど攻撃の起点を作るパスを得意としています。サイドバックで起用される場合は左サイドへのサイドチェンジをするシーンも見られ、パスの精度も悪くありません。
まとめ
今回はウィリアン・サリバ特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
幼少時代はキリアン・ムバッペの父であるウィルフレッド・ムバッペのもとで厳しい指導を受けて成長したサリバ。その後順調にステップアップを重ね、ASサンテティエンヌでプロデビューを果たしています。2019年7月にはアーセナル加入が決まり、今後が楽しみなフランス人センターバックです。