今回紹介するのはレアル・マドリードに所属するロドリゴ・ゴエスです。
ブラジルの名門サンパウロFC出身の選手で、NEXTネイマールと呼ばれる注目の若手選手です。
FCバルセロナも獲得を目指していたそうですが、2018年6月にレアル・マドリードへの移籍が決定しました。
今回はそんなロドリゴ・ゴエスの経歴やポジション、プレースタイルを解説していきます。
興味がある方はチェックしてみてください。
ロドリゴ・ゴエスのプロフィール
名前:ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス
生年月日:2001年1月9日
国籍:ブラジル
チーム:レアル・マドリード(背番号27)
身長:174cm
体重:64kg
利き足:右
ポジション:フォワード
ロドリゴ・ゴエスは2001年生まれの記事執筆時点で18歳です(2019年時点)。
背番号はレアル・マドリードでは27番を、前所属クラブのサントスFCではネイマールもつけていた11番をつけてプレーしています。
身長は174cmで体重64kgと細身の選手です。
ロドリゴ・ゴエスの経歴
ロドリゴ・ゴエスはブラジルのサンパウロ州オザスコという地域で生まれ、ブラジル人の両親に育てられました。
ちなみにロドリゴ・ゴエスの父親であるエリッキという人物はブラジル国内のクラブでプレーしていた元サッカー選手です。
ロドリゴ・ゴエスは幼少時代から父親の指導を受け、テクニックを上達させていったそうです。
そんなロドリゴ・ゴエスは2009年(当時8歳)に名門サンパウロFCのフットサルチームに加入します。
サンパウロFCでは優れたプレーを見せていたようで、2011年(当時10歳)には憧れのネイマールが在籍するサントスFCの下部組織に加入が決まります。
その後サントスFCではユースチームで優れた成績を残し、2017年7月(当時16歳)には5年間のプロ契約を結ぶことになります。
そしてロドリゴ・ゴエスは2017年11月のアトレチコ・ミネイロ戦で16歳6か月という若さでトップチームデビューを果たします。
その翌シーズン(2018シーズン)には徐々に出場機会が与えられるようになり、シーズン途中からレギュラーに定着します。
結果的にロドリゴ・ゴエスはリーグ戦35試合に出場し、8ゴール3アシストをマーク。
17歳という若さで1シーズンを通して印象的な活躍を収めました。
ブラジル国内では有名な若手選手だったため欧州のビッククラブからは早い段階で目をつけられおり、2018年6月には世界屈指のビッククラブ、レアル・マドリードへの移籍が決定します(18歳になるまでは移籍が不可能なため2019年まではサントスFCに残留)。
それから1年後の2019年6月にはレアル・マドリードへの加入が正式発表され、移籍金は4500万ユーロとされています。
ロドリゴ・ゴエスのポジション
2018シーズンのサントスFCは「4-2-3-1」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でロドリゴ・ゴエスは主に左ウイングで起用されていました。
また、センターフォワードや右ウイングで起用される試合も稀にあり、ロドリゴ・ゴエスは前線の多くのポジションでプレー経験がある選手です。

ロドリゴ・ゴエスのプレースタイル
・ドリブル
・チャンスメイク&得点力
以下からはロドリゴ・ゴエスのプレースタイル、ストロングポイントを1つずつ解説していきます。
ドリブル
スピードやテクニックを活かしたドリブル突破はロドリゴ・ゴエス最大の武器です。
前方にスペースがある場合は大きいタッチのドリブルで相手選手を置き去りにして一気に駆け上がります。
特にサイドからカウンター攻撃では素早いドリブルで相手選手を抜き去り、敵陣の深い位置まで持ち上がれます。
また1対1の状況や複数の相手選手に囲まれた際は、左右への揺さぶりで相手の重心を崩したり、細かいタッチのドリブルで相手のタックルをかわせる選手です。
狭いスペースでも1人で状況を打開できるだけのテクニックを持っています。
チャンスメイク&得点力
ロドリゴ・ゴエスはアシストや得点につながるプレーを得意とする選手です。
例えば持ち前のドリブルを活かして敵陣のサイドの深い位置まで持ち上がり、ゴール前にいる選手にパスを出したりクロスを入れたりするシーンが見られます。
味方選手とのコンビネーションでサイドや中央を崩し、そこから得点やアシストにつなげることもできます。
またファウルをもらうのが上手いためペナルティーエリア付近(もしくは内側)の良い位置でフリーキックをもらうこともあります。
さらにロドリゴ・ゴエスはサイドの深い位置まで切り込み、角度の少ないところからのシュートで得点を奪える選手です。
両足のキック精度が高く、逆足でもゴール隅にシュートを打てます。左サイドで起用される際はカットインからのシュートもあり相手選手も難しい対応を強いられます。
さらに相手ディフェンダーの背後を取る動きからキーパーとの1対1の状況を作り、そこから得点を奪う場面も見られます。
ロドリゴ・ゴエスはボールを持っていなくてもゴールを狙う努力を惜しまない選手です。
まとめ
今回はロドリゴ・ゴエス特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
ブラジルでサッカーを始めたロドリゴ・ゴエスは、早くから才能を開花させ有望な若手選手として注目を集める存在になりました。
プレースタイルについてはスピード、テクニックを活かしたドリブルからチャンスを作り、得点につなげるパスや自ら得点を奪ったりできる選手です。
2019-20シーズンからはレアル・マドリードでプレーすることが決まっており、今後の成長が楽しみな選手です。




