今回紹介するのはチェルシーに所属するスペイン代表のマルコス・アロンソです。
2016年にアントニオ・コンテ監督に見いだされチェルシーに加入。
それからコンテ監督のもとでは左のウイングバックのレギュラーを掴み欠かせないプレイヤーとなりました。
今回はそんなマルコス・アロンソの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
マルコス・アロンソのプロフィール
名前:マルコス・アロンソ・メンドーサ
生年月日:1990年12月28日
国籍:スペイン
チーム:チェルシー(背番号3)
身長:188cm
体重:87kg
利き足:左
ポジション:ディフェンダー
マルコス・アロンソは1990年生まれの記事執筆時点(2020年4月)では29歳です。
チェルシーでは背番号3を身に着けています。
188cm、87kgと大柄なサイドバックです。
マルコス・アロンソの生い立ち&プロキャリア
マルコス・アロンソはスペインのマドリードで生まれました。
知っている方も多いと思いますが、マドリードはスペインの首都で人口や経済などあらゆる分野で欧州トップクラスの規模を誇ります。
観光地としても有名な場所で美術館や公園、広場など様々な名所が存在します。
そんな地域で生まれ育ったマルコス・アロンソですが、サッカーは幼少期の頃から上手かったそうです。
というのもマルコス・アロンソの祖父はレアル・マドリードで、父はアトレティコ・マドリードとバルセロナでプレーしていた著名なサッカー一家だったからです。
マルコス・アロンソは幼い頃から真剣にサッカーに取り組み、家から近い地元のクラブ・アルコベンダスのユースチームに加入します。
ちなみにアルコベンダスは現在スペイン4部相当のリーグに属するクラブです。
それから数年後にレアル・マドリードのユースチームに加入するわけですが、その前にアトレティコ・マドリードのユースチームにも在籍しています。
詳しい在籍期間は分からなかったのですが、幼い頃のマルコス・アロンソはアトレティコファンだったそうで父が在籍していたチームだったこともあり、ユースチームに在籍していました。
しかし、アトレティコユースの練習場がマルコス・アロンソの家から遠い場所にあったということで、より近いレアル・マドリードのユースチームに加入します。
それからレアル・マドリードのユースチームではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2010年4月にはトップチームデビューを果たします。
ただ、出場時間はわずか1分で、それ以降マルコスアロンソは出番を得られずにレアル・マドリードを去ります。
マルコス・アロンソは新たな挑戦を求め2010年夏の移籍市場で当時プレミアリーグに所属していたボルトン・ワンダラーズに移籍を決めます。
マルコス・アロンソはボルトンで3年間プレーしています。
ボルトンはイングランド2部リーグへの降格も経験しましたが、3年目には30試合に出場し主力として活躍を収めました。
2013年にはボルトンでの活躍が認められ、セリエAのフィオレンティーナへの移籍が決定します。
フィオレンティーナ加入初年度のマルコス・アロンソはなかなか出場機会を得られず、プレミアリーグのサンダーランドへのレンタル移籍を経験しています。
しかし、フィオレンティーナに復帰した2014-15シーズンからは主力として起用され公式戦35試合に出場しています。
その後、マルコス・アロンソはもう1シーズンフィオレンティーナでプレーし、2016年にはチェルシーへの移籍が決定します。
チェルシーではコンテ監督のもと加入初年度から起用され続け、左のウイングバックのレギュラーに定着。
加入初年度(2016-17シーズン)ながら公式戦35試合に出場、6ゴール3アシストをマークしています。
2018-19シーズンのマルコス・アロンソはサッリ監督のもと左サイドバックでプレーし公式戦39試合に出場、4ゴール7アシストをマーク。
今やチェルシーに欠かせない存在となりました。
マルコス・アロンソのポジション
2018-19シーズンはサッリ監督のもと左サイドバックでプレーしていました。
一方で、コンテ監督時代のチェルシーでは3-4-3の布陣の左ウイングバックで起用されており、ウイングバックでのプレーも可能です。
マルコス・アロンソのプレースタイル
マルコス・アロンソのプレースタイル、ストロングポイントは以下の通りです。
・対人守備
・オフェンススキルの高さ
それでは以下からマルコス・アロンソのプレースタイル、ストロングポイントを1つずつ解説していきます。
対人守備
マルコス・アロンソは対人の守備が上手い選手です。
大柄な体格を活かした競り合いの強さであったり、長い脚を活かしたスライディングの上手さなどはセンターバックに劣りません。
サイド突破を仕掛けるウイングの選手にも冷静に対応できるだけのディフェンス能力を兼ね備えています。
戦術上裏を取られるシーンが何度か見られますが、引いて守っている場合はそう簡単に崩せないプレイヤーです。
オフェンススキルの高さ
マルコス・アロンソはオフェンス能力の高さも1つの武器です。
敵陣での攻撃時は左ウイングの選手とのコンビネーションでサイドを崩したり、前線への効果的なパスで決定機を演出したりとチャンスメイクができます。
また、ゴールも決めれるプレイヤーでチェルシーでは加入初年度から6ゴールをマーク。2年目も8ゴールをマークしています。
オフェンス全般の能力が高く、攻撃でも貢献度の高い選手です。
まとめ
今回はマルコス・アロンソの生い立ちやポジション、プレースタイルなどいろいろまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
若手の頃はレアル・マドリードでプレーし続けるという選択肢もあったと思いますが、現状に満足せず高みを目指し続け、現在ではチェルシーの主力選手となりました。
個人的にはウイングバックで活きる選手だと思いますが、今シーズンはサイドバックで出場し攻守両面で活躍を見せていました。
プレースタイルについては攻守両面の能力が高い選手で、安定したパフォーマンスを見せくれます。
もうすぐ30代の中堅選手ですので、若手が多いチェルシーで見本となるような選手になっていってほしいです。