今回紹介するのはこちらのプレイヤー。
ACミランに所属するラファエル・レオンです。
2018-19シーズンはLOSCリールで公式戦26試合に出場、8ゴール2アシストをマーク。各年代のポルトガル代表にも選出されているポルトガル期待の若手有望株です。
今回はそんなラファエル・レオンの生い立ちやポジション、プレースタイルを解説していきます。興味がある方はチェックしてみてください。
ラファエル・レオンのプロフィール
名前:ラファエル・アレシャンドレ・コンセイソン・レオン
生年月日:1999年6月10日
国籍:ポルトガル&アンゴラ
チーム:ACミラン(背番号→不明)
身長:188cm
体重:不明
利き足:右
ポジション:フォワード
1999年生まれの現在20歳です(2019年時点)。生まれはポルトガルですが、アンゴラにルーツを持った家族がいるためアンゴラ国籍も有しています。
ACミランでつける背番号は今はまだ決まっていないようです。
身長は188cmと大柄な体格をしています。
生い立ち&プロキャリア
ラファエル・レオンはポルトガルのセトゥーバル県アルマダという地域で生まれ育ちます。ちなみにアルマダはルイス・フィーゴの出身地でもあり、ポルトガル国内でもトップクラスの人口規模を誇ります。
アンゴラにルーツを持つ両親のもとで兄弟とともに成長していきました。
レオンは2006年からアモラFCのユースチームで本格的にサッカーを始めます。アモラFCは2019-20シーズン時点ではポルトガル3部リーグに所属するチームです。
アモラFCのユースチームには2007年までの約1年間在籍し、その後Foot 21というサッカースクールに加入します。Foot 21には2008年までの約1年間在籍しています。
その後、9歳でポルトガルの強豪スポルティングCPの下部組織への加入が決定。
スポルティングCPではアンダーカテゴリーを順調に駆け上がり、2017年には当時ポルトガル2部リーグに所属していたBチーム昇格します。
スポルティングBではリーガ・プロ(ポルトガル2部リーグ)で11試合に出場し6ゴール1アシストをマーク。18歳にしてはまずまずの成績を収めます。
その後2018年2月にはプリメイラ・リーガのCDフェイレンセ戦でトップチームデビューを果たします。
トップチームではプリメイラ・リーガやタッサ・デ・ポルトガル、ヨーロッパリーグなど公式戦5試合に出場し2ゴール1アシストをマークし、印象的な活躍を見せました。
そんな中、2018年5月15日にスポルティングCPの選手たちが熱狂的なサポーターに襲撃されるという事件が発生します。
これによりスポルティングCPの主力選手が数名退団を希望し、レオンもこれに続くかたちで退団を希望します。
そして2018年8月にはフランスのLOSCリールへの移籍が決定します。
リールでは途中交代や途中出場の試合が多かったものの、加入初年度から公式戦26試合に出場し8ゴール2アシストをマーク。
10得点に絡む活躍を見せ、フランスでは「ポルトガルのムバッペ」という声すら上がっていたようです。
2019年8月にはリールでの活躍と将来性が見込まれ、イタリア・セリエAのACミランへの加入が決定します。
ここまでポルトガル、フランスと順調にステップアップしているラファエル・レオン。2019-20シーズンはまた新たなリーグで活躍が期待されます。
ポジション
2018-19シーズンのリールでは「4-2-3-1」のフォーメーションで戦う試合が多かったようです。
その中でレオンはセンターフォワードで起用されていました。
またスポルティングB時代には右ウイングで起用されていたこともあり、中央と右の攻撃的なポジションで起用可能な選手です。
プレースタイル
・ドリブル
・決定力
それでは以下からレオンのストロングポイントを1つずつ解説していきます。
ドリブル
188cmという長身の選手ではありますが、足元のテクニックが優れた選手です。
例えば瞬間的なスピードを活かしたドリブル突破やキレのある左右の揺さぶりから相手選手を崩して突破したり。
スペースを与えるとドリブルが活きてくるため相手チームからすると脅威となるプレイヤーです。
また中央からサイドに流れて、そこから深い位置まで切り込みシュートを打ったり、クロスを入れたりして得点に絡むシーンも見られます。
相手を崩すサイドからのドリブル突破はレオンの強みが活きる場面で、リールではそういった役割が与えられていたようです。
決定力
ゴール前で待ち構え、サイドからのクロスボールや味方のシュートのこぼれ球を押し込んでゴールを奪います。
ボールを受けてからの動きが素早いため、相手ディフェンダーも対応が難しい選手です。
さらにバイタルエリアでボールを受け、そこからキープしてキーパーの届かないコースにゴールを決めるプレーも見られます。
シュートの精度が高く、相手ディフェンダーがついていてもゴール隅に蹴れるだけの技術を持っています。
またディフェンダーの背後を取る動きも見られ、キーパーとの1対1の状況を作り冷静にゴールを決めます。
ボールを持っていないところでの味方との連携も素晴らしく、またキーパーとの1対1の状況でも落ち着いてゴールが奪えるプレイヤーです。
まとめ
今回はラファエル・レオン特集ということで生い立ちやポジション、プレースタイルを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
スポルティングBで優れた成績を収めたレオンはトップチームでもデビューを果たし、翌シーズンにはリールへの完全移籍が決定。
リールではセンターフォワードで一定の出場機会を与えられ、8ゴール2アシストと10得点に絡む活躍を見せます。
2019-20シーズンからはACミランでプレーすることが決まっており、今後が楽しみなポルトガルの若手有望株です。